2016年4月15日金曜日

宇宙と地球をつなぐ「軌道エレベーター」の仕組みと技術的課題がよくわかるムービー

唯一の宇宙空間への進出方法であるロケットは、大量の液体燃料を必要とするため、毎回、巨額の打ち上げコストが必要です。この高額すぎる打ち上げコストが宇宙開発の発展を妨げる要因の1つとなっている中、ロケットより低コストで宇宙空間に進出できるアイデアとして構想されているのが「軌道エレベーター(宇宙エレベーター)」です。現状の技術レベルでも実現でき得る可能性を秘めている軌道エレベーターの仕組みを、イラスト付きで解説したムービーにより、どんな技術的課題が残っているのかということまで理解できます。

Space Elevator – Science Fiction or the Future of Mankind? - YouTube



宇宙へ気軽に旅行できるSFの世界を夢見る人はたくさんいると思いますが……


現在の宇宙開発レベルはSFの世界を実現しておらず、宇宙へ行けるのは宇宙飛行士かお金持ちだけ、というのが現状です。


そんな宇宙旅行の夢を叶えるアイデアが「軌道エレベーター」


軌道エレベーターの仕組みを理解するには、「軌道」の概念を知っておく必要があります。「ロケットが軌道に入る」という言い方をしますが、「軌道に入る」というのは「落ち続ける」ということ。


ボールを投げると弧を描いて地面に落ちていきますが……


宇宙でも同じことが起こります。宇宙では高速で進むことで落ち続ける状態、つまり地球の周りを飛び続けることができるようになります。


地球から軌道に入るには、ロケットが大量の燃料を消費して、軌道に入ることができる飛行速度に達する必要があります。


一方で、宇宙空間のような高い位置からロケットを発射できれば、少ない燃料で速度を稼ぐことが可能。






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http://gigazine.net/news/20160412-space-elevator/
─情報元:GIGAZINEサイト様─