メールは、それが来れば誰からか分かるだけでなく、その人がWeb上に残したすべての痕跡も分かる。あるいはLinkedInへ行けば、先週営業候補として面接した女性や、今年の初めごろあるカンファレンスで会話をした紳士のプロフィールが分かる。
あなたが週末にCrateAndBarrel.comでチェックしたダイニングルームセットは、今後確実にあなたを追い続けるだろう。
大量のデータの集積とそれらの大規模な操作によって、オンラインの対話の仕方に革命がもたらされた。ホームページやバナー広告、それにFacebookのタイムラインで見る物などすべてが、読者に合わせてしつらえられる。しかも今の私たちは、それが当たり前と思っている。
しかしハイパーリンクは、テキストをハイパーテキストに変える重要なものでありながら、Tim Berners-Lee卿がWebを発明して以来、ほとんど変わっていない。
Webサイト全般、そしてとりわけ検索とオンライン広告は、その草創期に比べて大きく変わった。でもハイパーリンクとその構造、その書かれ方、使われ方、追尾のされ方は、この20年まるで変わっていない。考えてもみよ:
リンクを手書きするのはたいへんな労働だが、そのためのツールはいまだにほとんどない。たとえば、リコメンデーションエンジンが代わりにやってくれたらどうだろう?(Zemantaなどは、その方向へ一歩踏み出しているが。)
誰もクリックしないリンクがあるのに、なぜそれがコンテンツに残り、もっと意味のある有意義なリンクに、いつまでも置き換えられないのか?
リファラーログ中のキーワードをBlueKaiなどが効果的にデータマイニングしている(Googleはその情報を徐々に取り去りつつあるが)。しかし、どこから、ではなく、ユーザがどこへ行っているかのほうが、情報として重要ではないか? なぜそれをいつも、無視しているのか?
アジアのWebサイトビジターがなぜ、そこからは買えないしアクセスもできない北米のオンライン商業者へのリンクを見せられるのか?
このようにハイパーリンクは、多くの点で、愚鈍である。そしてその結果、ユーザの経験を害し、あなたの会社からお金を垂れ流している。それらはもっと良いエンゲージメントと、売上増と、より深いアクセス分析のためのツールであり得たのに。
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─情報元:TechCrunchサイト様─