「朝11時からもう1時間以上並んでいます。持ってきたビールがぬるくなっちゃうので、並びながら3本も空けてしまいましたよ。これから合流する人もいたんですけど、『なかなか入れないよ』って教えてあげたら、来ないって言いだしちゃって……」
こうボヤいていたのは、二子新地駅から徒歩2分、神奈川県川崎市が管理する多摩川沿いのBBQ場前で出会った20代の男性だ。先発隊3人は朝9時からBBQ場入りを済ませ、火起こしも済ませて準備万端。だが、20代の男性だけはBBQ場前にできた数百mはあろうかという行列に阻まれ、なかなか合流できずにいたのだ。
多摩川BBQ場を管理する川崎市は’11年4月から有料化(1人500円、子供は無料)。管理人を配置し、利用者の管理を行う体制を整えることで、大量に散乱したゴミの山や近隣住民の迷惑も考えずに花火を打ち上げる輩、スピーカーを持ちこんで大音量で“プチレイヴ”を開催する若者たちの排除に動き出した。
今年に入ってからは、指定管理業者を選定し、さらにゴミ問題などへの対応を強化。さらなるサービス向上の名のもとに改善を進めているのだが……利用者からはむしろ不満の声のほうが高まっていたのだ。
その最大の原因が、件の大行列。入場するには、3分程度の講習を受けなくてはならないのだが、講習そのものは、スピーカーを手にした係員が「花火・音響等の持ち込み、使用は禁止です」「多摩川への入水は禁止です」「刺青、タトゥーは見せないでください」「ゴミは分別して指定の場所に捨ててください」「注意事項を守れない人は退場してもらうこともあることをご理解ください」などと、一方的に話すだけのもの。注意書きを記した紙っペラを配るだけでも事足りそうなものを、わざわざ講習にするものだから列が前に進まない……。
子連れの家族などは「並んでいる間に、子供が熱射病で倒れたらどうするつもりなんでしょう」(30代女性)と憤るほど。「『今から2時間も待ってたらBBQが終わっちゃう!』と係員に訴えたら、ここは18時までやってるから大丈夫ですよ~と軽くあしらわれたのが腹立った!」(30代男性)という人も。
やはりお役所仕事なのか、融通がきかないのだ。実際、記者も並んでみると、30分しても50mほどしか進まない。それでもBBQ場はまだ200mほど先だ(遠すぎて、BBQ場の様子は見えない)。後になって気づいたのだが、講習を受ける直前の列に、次々と割り込んで行く人たちがいる……。要は行列の最前列で場所取りを行い、あとからやってくる仲間を招き入れ、すぐに講習を受けさせてBBQ場に送りこもうという、ずる賢い人たちの仕業もあって、列が前に進まなくなっていたのだ。
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─情報元:日刊SPA!サイト様─