2012年6月1日金曜日

「ご苦労様です」「お疲れ様です」どっちが正しい?『仕事のマナー』


どうですか、みなさん。楽しく働いてますか?
新入社員の中には五月病に苦しめられている人もいるころですかね。お見舞い申し上げます。いやだよね、五月病。

会社を辞めてから10年以上の歳月が経っている人間が言っても説得力はないかもしれないが、五月病に限らず、ウンザリする気持ちを押し隠して会社員として生きている人にはお勧めしたいことがある。本当の自分の他にもう一人「会社大好き人間」というキャラクターを作ってしまうことである。アバターと考えたらいいのかな。
ゼロからの出発だから、もちろん最初はうまくいかない。「もう一人の自分」はたぶん、ダメダメである。だが経験を積んでいくことによって、確実にレベルはアップしていく。そうなれば防御力(上司や得意先に叱られても動じない心)は強くなっていくし、攻撃力(任される仕事の重要性)も上がる。

コツは、アバターが自分自身とは別の存在だと割り切ることだ。別の存在だから、モンスター(上司や得意先)から攻撃を受けても平気である。自分自身は傷つかない。「おおまつこい しんでしまうとはなにごとだ」とかっていればいいのだ。アレフガルドの王様くらい無責任でかまわない。
私は故・中島らもさんの著書からこのテクニックを学んだ。らもさんは大学時代にヒッピーみたいな暮らしをしていたのに、この方法でもう一人の自分を作ることにより、とても有能な営業マンに生まれ変わることができたのだ。らもさんにできたのだから自分も、と20代の私は思いましたよ。会社勤めに忠誠心なんて必要ない。自分のキャラクターを強くする、という目的意識だけがあればいいのだ。だから会社に心なんて売り渡さずに、外側だけそれらしく見えるようにすればいい。マニュアルがあるんなら、まんま実践しちゃえばいいのだ。それで案外、有能かつ評判のいい会社員として働けるはずである。

と、そんなわけで今日はもう1人の自分を育成するためのマニュアル本を紹介します。
『仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ! 社会人1年生のお仕事サポート・ブック』は、社会人としての基礎知識からビジネスの現場における具体的な動き方までも紹介したかなり役に立つガイドブックだ。就活応援アカデミー編となっているが、ライターはエキレビでもおなじみのたまごまご氏である。
第1章で対人マナーの基礎事項について教え、第2章では対社外・対社内それぞれの言葉づかいについて、第3章では電話対応のイロハ、第4章ではビジネス文書の書き方、とかなり具体的なところにまで踏み込んでいく(第5章に個人事業主向けの章があるのはちょっと珍しいです)。たぶん会社で配られるであろうマニュアルに比べても具体性が高く、参考になるはずだ。使えるポイントをいくつか挙げておく。

・第1章。STEP8「席次」がかなり役に立つはずだ。応接室で偉い人はどこに座らせるべきか、という問いには即答できる人でも(当然だが出入口からいちばん遠い席である)、接待の席が円卓だった場合、どこが上座になって次の席はどこになるか、という問いにはすぐ答えられないはずである。STEP6「名刺交換」のところも具体的でいい。本の記述に付け加えるとすれば、立っている状態で名刺をもらったら、そのまま捧げ持った両手を体に近づけていく動作を加えるといい。最終的には名刺を持った手越しに自分の靴の先を見てしまうのだ。そうすると、自然と頭が下がる姿勢になるので、相手に対し敬意を示すことができる。間違っても、突っ立ったまま顎を引いて見たりしてはいけない。

http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120530/E1338303976454.html
─情報元:エキサイトレビューサイト様─