2011年7月29日金曜日

キレるブータン人に驚いてはいけない

「いつも自信満々」彼ら、彼女らの感情の扱い方は
D31 地球の歩き方 ブータン 2009~2010

ある時、ソナムというブータン人の友人と車に乗っていました。彼は、もともとブータンの財務省におり、今はブータンのスポーツ振興委員会に委員長として出向しています。日本の国立大学院に留学して政治学を学んでいたことがあり、日本についても詳しいです。

そんな彼と、「日本人とブータン人、見た目も雰囲気も似ているけれど、どこが一番違うと思うか」について話していた時のこと。

彼は、笑いながら言いました。
「ブータン人は、いつも自信満々なんだよね」

なるほど。たしかに、それはある気がします。

ブータンでは、小さな子どもから、おじいちゃんに至るまで、実に堂々としています。自信に満ち溢れ、物おじせず、しっかりと相手の目を見据えて話す。


例えば私は、ブータンで人見知りをする子どもをほとんど見たことがありません。「こんにちは」と声をかけると、こちらを振り向き、きちんと目を合わせて「こんにちは」と返してくれる。カメラを向けると、恥ずかしがることもなく、堂々とカメラの方を向く。

「自信満々」なのは子どもだけではありません。

ブータンで会議に出ていると、唖然とすることがよくあります。

ブータンの人たちは、いつも堂々として、きりっとした雰囲気を漂わせながら会議に出ています。しっかりと背筋を伸ばし、キラキラした目で席に着く。それは、偉い人から新人まで、ほとんど変わりません。しかし、いざ会議の内容になると――。

まだブータンに来たばかりの頃、こんなことがありました。

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─情報元:日経ビジネスオンラインサイト様─