被災地の知事らに暴言を吐いたことがきっかけで、辞任に追い込まれた松本龍・復興担当相に新事実が発覚した。松本氏は、3日に宮城県庁を訪れた際に、村井嘉浩知事が出迎えなかったことに腹を立てて、きつく叱責していた。
「今、後から入ってきたけど、お客さんが入ってくる時は、自分が入ってからお客さん呼べ!いいか。長幼の序がわかっている自衛隊ならそんなことやるぞ!分かった? しっかりやれよ。最後の言葉はオフレコです、いいですか、みなさん。書いたらその社は終わりですからね」
上から目線で怒鳴りつけるのもひどいが、このやり取りだけ見ると、まるで村井氏が遅刻したように見える。しかし、事実はそうではなかったのだ。【文:安藤健二(BLOGOS編集部)】
早く到着しといて逆ギレか?
5日発売の夕刊フジが一面トップの「松本復興相辞任」という記事の中で、以下のように伝えている。
松本氏は、村井知事が出迎えず、数分間待たされたため「お客さんがいるときは、自分から入ってからお客さんを呼べ」とブチ切れていたが、村井知事は予定に遅れておらず、対応も通常通りだというのだ。
県庁関係者は「会談は3日の午後2時15分から設定されており、知事は時間通りに入室している。通常、知事の来客がある際は、誰であっても先に応接室に入室してもらうのが一般的。相手の準備を邪魔しない配慮もある。他県も民間企業も同様の対応を取っているはずだ。
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─情報元:BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス)サイト様─
遅刻の誕生―近代日本における時間意識の形成