2012年3月6日火曜日

腰痛の治療法は腹筋・背筋強化が一番!

無理せず正しい方法で

慢性腰痛の治療や再発予防法として、家庭で手軽にできるのが運動療法。ただし、「誤った方法で行うと、逆効果になるので注意を」と、日本医科大学(東京都)整形外科の宮本雅史講師はアドバイスしている。

腰痛の診断を受けて

3週間以上続く腰痛を慢性腰痛というが、素人判断は禁物。「脊椎の腫瘍や感染症、あるいは内臓疾患が原因で起こることもあるので、腰痛を自覚したときは、まず最寄りの整形外科で原因を調べてもらうべきです。そして慢性腰痛、特に腹筋や腰背筋の弱さが原因になっているケースでは、運動療法が有効です」と宮本講師。

運動療法は、ストレッチと腹筋・腰背筋の強化が基本だ。ストレッチでは、

腰椎後方の靱帯(じんたい)を伸ばす
太ももの裏側にある筋肉(ハムストリング)を伸ばす
「腰椎後方の靱帯を伸ばすには、いすに腰掛けて腕を胸の前で組み、開いたひざの間に上体を入れるようにかがみ込みます。その状態で息を吐きながら5秒ほど静止してから元に戻します。それを5回ぐらい繰り返すとよいでしょう」(同講師)

ハムストリングのストレッチは、床に股関節を開いて座り、片側のひざを伸ばして脚を投げ出した状態にする。伸ばした方の足先に向けて上体をゆっくりと倒すようにして、息を吐きながら5秒ほど静止する。それを交互に5回、繰り返すとよい。

こうしたストレッチで筋肉を伸ばしてから、腹筋と腰背筋の筋力増強を図る。

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http://kenko100.jp/kenko/2011/09/01/2011090162
─情報元:メディカルトリビューンサイト様─