一方、「当然、こうなると思っていましたよ」と話すのはコミック誌編集者。というのも、今回の減ページは前号から始まった別の短期集中連載『会いに行くよ』執筆のあおりを受けてしまったからだ。毎週連載を続けるだけでも大変なのに、短期とはいえ、同じ雑誌に2本連載を抱えるのは無謀といえなくもない。
「森川ジョージは1989年に『一歩』の連載を始めて以来、執筆の大半を同作品に費やしてきました。『会いに行くよ』は22年ぶりの『一歩』以外の連載で、震災をテーマにした内容だけに森川としても気合十分だったのでしょうが、看板連載の『一歩』にしわ寄せがいってしまったのでは、本末転倒ですよね。ネット掲示板などでも酷評が相次いでいます」(同)
「そうでなくても、『一歩』は普段から休載や減ページが多いですからね。こうした格闘ものは、次々と登場するライバルの新キャラたちをパワーアップしていくくらいしかストーリー展開のしようがなく、バリエーションに乏しい。しかも、やりすぎるとリアリティがなくなってしまう。また、スピンオフ的に脇役たちのサイドストーリーを描き込むという手もないわけではありませんが、『一歩』も連載からすでに23年、もはやネタ切れなのは明らか。毎回、煮詰まっているのが手に取るようにわかりますからね。最近の『一歩』はそうした点も、読者に不評なんです」(同)
『一歩』の人気を決定づけた初期の濃密なストーリー展開に対して、最近の露骨に水増ししたようなあまりに違いすぎるストーリー展開から、作者の森川ジョージに複数人説がネットでささやかれているほど。
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─情報元:サイゾーサイト様─