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PCなどのIT機器を初めて触る方は日本だけで軽く100万人を超えると思われる。70代で初めてスマートフォンを触った限界集落のご老人、入学祝いに初めてノートPCを手にする若者、避けてきたがもうどうにもならなくて初めてエクセルを触る中高年――こうした方が実にさまざまな年代に広がっている。特に今の若い世代はPCのスキルが明らかに低下していると感じる。物心がついた時には携帯電話の方に慣れており、PC自体に興味を持たないのかもしれない。
本シリーズでは初心者にぜひ知っていただきたい点も取り上げるので、以前の記事で紹介した話題を再び触れていく。ベテランの方や読者の中には「前にも読んだ」「今さらの話ですか」と思われるかもしれないが、その点はご容赦願いたい。もちろん、こうした方々にとっても新鮮な話題もお届けしていく。第一回は昨今のサイバー攻撃の増加で身近になった「不審なメール」について解説したい。
●遺物になる「不審なメールを開くな」という対策
筆者の場合もそうだが、交際範囲が広がると否応なくメールアドレスを知らせる先も広がる。広がれば広がるほど「ジャンクメール」も増加していく。筆者の公開用アドレスには一日に500通くらいのジャンクメールが届くありさまだ。そうしたメールのセキュリティ対策とよく聞くのが以下のようなものだ。
・不審なメールはできるだけ開封せず、削除しよう
・あやしいメールは危険。特に添付ファイルは開封しないように
・メールに記載のリンクは信用しない、クリックしないよう用心しよう。送信者の身元を確認してから実行すること
情報処理推進機構(IPA)や内閣官房情報セキュリティセンターが紹介する対策にも同じような記載がある。別にこのこと自体は非難するつもりはないし、その通りなのである。先日も某上場会社の新人教育の場で、「フィルタリング対策が効果を挙げているが、不審なメールを100%取り除くことは不可能。不審なメールは削除すること。特に添付ファイルを開く行為は厳禁であり、絶対にしないこと」とあった。しかし、こうやって教育が浸透されるほど、逆に心配になってくる。
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http://news.livedoor.com/article/detail/6706083/
─情報元:ITmedia エンタープライズサイト様─