2012年11月12日月曜日

200万円で買える(かも知れない)12気筒フェラーリ! 売り手は東京国税局!


税金の滞納などによって国(国税局・税務局)が差し押さえた物件を売却するインターネット公売(官公庁オークション)で、12気筒エンジンを持つエレガントなフェラーリ「365GT2+2」が現在入札参加申し込みを受け付中。その見積価額はなんと190万円だ。
フェラーリのロードカーには昔から、2シーターで「ベルリネッタ」を名乗る "スポーツ系" モデルの他に、そのエンジンやシャシーをベースにしながら後部座席を備えた "エレガント路線" とも言うべきモデルが存在することは、ご存じの方も多いだろう。1960年に名車「250GT」シリーズ唯一の2+2モデルとして発表された「250GTE」から始まり、現行モデルの「FF」...はちょっと流れから外れるかも知れないが、その前の「612 スカリエッティ」や、ベルリネッタ系の「550 マラネロ」より一足早く12気筒エンジンをフロントに搭載した「456 GT」あたりはお馴染みなのではないだろうか。今回 "売り" に出されている365GT2+2もその流れを汲む4シーター・フェラーリである。



1966年に登場したオープントップの最高級限定モデル「365 カリフォルニア」とよく似たフロント・マスクを持つ365GT2+2は、「330GT2+2」の後継として1967年に発表され、1971年までに801台が生産された。この時代のフェラーリとしてはかなり多いが、あの「F40」より500台以上も少ない。パワーアシスト・ステアリングを標準装備した最初のフェラーリだったそうだ。

ピニンファリーナがデザインと製造を担当した大柄なボディは、全長4,974mm × 全幅1,786mm × 全高1,345mmと、広く長くそして低い。ボンネットの下には1気筒あたり"365" ccということで排気量4.4リッター(正確には4,390cc)のSOHC60度V型12気筒を搭載。3基のウェバー40 DFI/5キャブレターを備え、最高出力320馬力と最大トルク37.0kgmを発生、最高速度は245km/hと発表されている。

この後継モデル「365GTC/4」ではヘッドライトが格納式となり、さらに後の「365GT4/2+2」や「400」になると直線基調のモダンなスタイリングに変わる。365GT2+2は、丸目のヘッドライトやボディと分離したクロムメッキのバンパーなど、1960年代のクラシカルな雰囲気を持つ最後の2+2フェラーリと言えるだろう。

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─情報元:Autoblog JP サイト様─