2012年11月27日火曜日

ホンダ躍進“軽3強時代” ライバルを驚かせた「Nシリーズ」の完成度


 ダイハツ工業、スズキの2強時代が続いていた軽自動車市場に異変が起きている。昨年12月にホンダが発売した「N BOX」が今年4~9月の軽の車名別販売ランキングで首位を奪取、ホンダが急速にシェアを伸ばしているのだ。今後も3年以内に軽5車種を投入するなど野心的な目標をぶち上げ、2強の牙城を崩そうと虎視眈々(たんたん)と狙っている。
 「本気なのか」 「N BOX」誕生の約1年前にさかのぼる平成22年秋、全国の販売店向けミーティング会場。1千人を超える販売店のオーナーや幹部が一堂に会した場で、小林浩日本営業本部長(当時)が「軽強化」を宣言すると、会場からは懐疑的な声が上がった。
 無理もない。当時、ホンダにとって軽は生産台数が少なく生産効率が悪い“お荷物”。主力セダン「アコード」「シビック」の輸出で利益を上げ、軽の赤字をカバーする状況が長年にわたって続いていた。社内や販売店には、「軽では利益を上げられない」とあきらめムードすら漂っていた。

 だが、長引く景気低迷で、維持費が安く燃費もいい軽の存在感は高まる一方。円高で輸出採算も悪化し、軽で稼げる体質に転換しなければ、いずれ国内工場を維持できなくなることは明らかだった。その危機感から生まれたのが、ホンダ初の軽「N360」から「N」の名を引き継いだ「Nシリーズ」の開発プロジェクト。研究開発・生産コストなどを抜本的に見直し、「国内で生産してももうけが出る軽」を目指した。
 第1弾となる「N BOX」は「軽最大級の室内空間」を開発コンセプトに置いた。軽のメーンユーザーである女性から話を聞いたところ、軽にも室内空間の広さを求める声が多かったからだ。このため、通常の開発プロセスとは違い、まず「室内空間」の確保を目標に定めたうえで、それを実現するためにエンジンの開発やガソリンタンクなどの配置を決めていった。

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http://news.livedoor.com/article/detail/7172865/
─情報元:産経新聞サイト様─