2013年1月16日水曜日

長寿番組『はじめてのおつかい』が感情移入しやすい理由

 子供たちの人生初の“大冒険”をドキュメントタッチで描く、日本テレビ系人気バラエティ『はじめてのおつかい』。その単発スペシャルが、きょう14日午後7時から放送される。1991年のスタートから今年で23年目を迎え、老若男女問わず幅広い層から支持を集める国民的長寿番組となっている。新作の見どころについて、番組開始から携わる大内淳嗣ディレクターらに話を聞くと、制作陣のこだわりや視聴者を引き付ける番組作りの極意が見えてきた。

親からお願いされたおつかいを必死に実行しようとする子供たちの姿に、自然と感情移入してハラハラドキドキ、そして涙――。そんな経験をした人も少なくないだろう。
はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)
 番組スタート時からナレーションを担当している近石真介氏もその一人で「涙腺がどんどん緩くなってる。のめり込んじゃう。20何年やってるけど、常に古くて新しいという感覚があります」。収録中、思わず涙ぐみながら台本を読むこともあるという。

 そう語る近石氏の隣で大内ディレクターは「その泣きの読みが良くて、そのまま使っちゃうこともある」と満足げな笑み。そして、この番組の特徴の一つとして、ナレーターが一人何役もこなす点を挙げる。子供の心情はもちろん、時にはスタッフやカメラマン、語り手としての感想、さらには「神様目線のコメントもある」(大内)と登場人物は多い。その細かな演出が、視聴者をグッとテレビ画面に釘付けにさせるポイントとなっている。

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http://news.livedoor.com/article/detail/7312250/
─情報元:オリコンサイト様─