2013年3月27日水曜日

実は危険信号だった!? 睡眠時のトイレは病気の可能性


年を重ねると腎臓機能の低下により睡眠中にトイレで起きることが多くなりますが、近年は、ストレスや、そのことによる深酒などで、若年層でも、そのような現象が起きています。
睡眠中、あなたは何回トイレに行きたくて起きることがありますか?
水分、特にアルコールやコーヒー、お茶など利尿作用がある飲み物を寝る前に飲むと、尿量が増えてトイレのために起きやすくなります。しかし、飲み過ぎではなく、それは病気のシグナルのこともあるのです。
■質の悪い睡眠ではトイレの回数が増える理由
寝ている時にトイレのために起きるというのは自然のようですが、実は健康な人には起こりにくい現象なのです。
寝ている時は、抗利尿ホルモンが分泌され、その働きによって排尿をしにくくさせているのです。それでもトイレの為に起きるというのは、通常のことではないのです。質のよい睡眠が出来ている時には、抗利尿ホルモンはより多く分泌されるのです。

■通常寝ている間にトイレに行く回数は●回!
日本排尿機能学会の夜間頻尿診療ガイドラインでは、下記のように定義されています。
<夜間に排尿のために1回以上起きなければならない訴えであり、そのことにより困っている状態>
なので、寝ている時に、トイレで目覚め、その後ぐっすり眠れず仕事中、睡眠不足になってしまったというのは、夜間頻尿症かもしれません!

■トイレの為に睡眠を妨げられるのは、病気の症状!?
夜間に排尿が必要になる症状は“夜間頻尿症”という病気なのです。
腎臓の病気の初期症状のことも多くあります。
他にも、心不全、肝不全、糖尿病、尿崩症の人も夜間頻尿という状態になることが多いのです。

睡眠時のトイレの回数を減らすことと、睡眠の質を良くすることには、ほぼイコール。疲れているときは、ハーブティーやホットミルクなどを、1杯飲んで、リラックスして寝るのがお勧めです。あまりにも回数が多い場合は医療機関を受診して検査してみて下さいね。

http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20130325/Wooris_15624.html
─情報元:エキサイトニュースサイト様─