まさか、石鹸を見て旅に行きたくなるとは思わなかった。
先日、あるイベント会場で偶然目にした「旅する石鹸」。見た目のかわいらしさと旅心を誘うネーミングに釘付けになり、無性に旅に出たくなった。いや、もちろん仕事中だったし、すぐ旅立てるわけもなかったのだが……。
箱の形も石鹸もキャラメルそっくりな「旅する石鹸」。その名のとおり、旅行のお供にすることを想定して作られた石鹸で、1粒がちょうど1回分の使い切りサイズ。食品原料だけを使っており、顔や体はもちろん、髪の毛まで洗える優れものだ。
商品は神戸の小さな石鹸工房「丸菱石鹸」とデザインユニット「五八PRODUCTS」のコラボレーションで生まれたもの。石鹸の製造を担当しているのが丸菱石鹸、商品のデザインや販売は五八PRODUCTSが手がけている。
五八PRODUCTSの五島史士さんに話を聞いた。
「海外旅行をするとホテルの石鹸が肌に合わなかったり、そもそも置いていなかったりしますよね」
ならば、お気に入りの石鹸を持って行きたい! でも、使った後に石鹸の水分を拭き取ったり、タオルに包んで鞄にしまったりするのは面倒。
「そこで何か良い方法はないものか? と考えていたら、昔、遠足に持って行ったキャラメルが頭に浮かんだんです」
見た目のかわいらしさだけでなく、使い心地もいい。
「普通の石鹸とは違い、火を使わずに石鹸の反応熱だけでじっくりと造り、時間をかけて熟成・自然乾燥仕上げをしています」
こだわりの製造方法ゆえ、できあがりまで90日以上かかることもあるのだとか。品質安定剤・化学香料・化学色素などは一切使っていないため、使ったときも排水も自然分解されやすく、人にも環境にもやさしい。
石鹸のバリエーションは、やぎミルク・はちみつ・ラベンダーの3種。なんとなく、やぎミルクはクセが強そうだけど?
「いえ、やぎミルクは3 種類の中で一番くせのない優しい石鹸です」
やぎのミルクで作ったチーズのイメージとは違い、この石鹸の“やぎミルク”は無臭。
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─情報元:エキサイトニュースサイト様─