なにやらネット通販のパソコン動作改善のCMで聞いたことのあるような話ですが、パソコンのような高機能がセールスポイントのスマホもパソコン同様に、使っていくうちにどんどん動作が緩慢になり、“重い”と感じるようになります。
ハードウェアや基本ソフト（OS）、アプリも違うのに何故、パソコンと同じようなことがおきるのでしょう？
■使っているとスマホで動作が遅くなる理由
スマホの動作が遅くなる現象には、大きく分けて2つの原因があります。
○アプリの起動や動作に影響を与えるデータ
メールアプリやアプリには、IDなどの設定だけでなく、使いやすくカスタマイズしたデータやオートログイオン情報など保存されています。またメールなどは過去の受信データが保存されます。こうしたデータはアプリを利用していれば自然と増えていきます。そうなると、起動時や使用時に最新のデータの追加や更新を確認する作業の負担が大きくなります。
特に頻繁に最新の情報に更新される、メールやTwitter、FacebookなどのSNSアプリはデータがどんどん大きくなります。アプリは起動時にデータを確認して前回の状態を再現して起動しようとするので、確認に時間がかかると起動時間が長くなっていきます。
○使用中の動作に大きな影響を与えるキャッシュ
スマホは本体のシステムやアプリで、使用した情報やデータをキャッシュとして本体に蓄積して、次回からネットに繋ぐ回数を減らして通信にかかる時間や作業を少なくして動作を速くしています。
この便利なキャッシュも、ながくつかっていると古くてもう必要のないデータがたまってしまいます。そうなると、本来スマホを高速に動作させるキャッシュが、キャッシュの確認をすることで遅くなるといった逆転現象が発生してしまいます。
■速くする対策 いらないデータやキャッシュは削除しよう
データもキャッシュも、よく使う最新のものにしておくことで、もっとも効果がでます。
つまり、たまって負担になるようになったデータやキャッシュをクリアして最新にしてやれば、動作も元の快適さに戻るというわけです。
Androidスマートフォンでは、設定の「アプリケーション管理」でアプリの状態を確認できます。そこでで「ストレージ」項目のデータをみて、データサイズが大きければ消去をすればOKです。
データには、オートログインなどの情報も記録されていますので、アプリによってはデータ消去後に再度ログイン情報の入力を促されるケースもあります。
キャッシュのクリアは、「キャッシュ」項目のキャッシュを消去で消すことができます。
...続きはこちら >>
http://news.livedoor.com/article/detail/7979199/
─情報元：livedoorサイト様─
