20代になってから出来る大人ニキビ。単に肌表面だけの話でなく、カラダの中の問題によるものが大きいのです。まさに、「お肌は内臓を映す鏡」。お肌の表面とカラダの内側からのWケアで、ニキビを治すことが大事となってきます。
■思春期のニキビと大人ニキビの違い
10代のニキビは、成長とともに新陳代謝がたいへん盛んになり、代謝と分泌のバランスが不安定になるためにできるもの。程度はありますが、正常の範囲内です。けれども、20代からの大人ニキビとなると話は別。思春期の頃のニキビに比べ、治り辛く、痕も残りやすいなど、美肌から大きく離れてしまいます。
■アナタの内臓不調はどこ?
さて、この大人ニキビ、お顔のできる場所によって、どこの内臓のトラブルが起因しているかをおおよそ、見当をつけることができます。
・生え際やこめかみ ⇒ 「肝」 イライラ、我慢など情緒に負担過多
・あご、鼻の下、首 ⇒ 「腎」 生殖機能に負担、ホルモンバランスの崩れ
・頬、口の周り ⇒ 「脾」 消化機能に負担、食生活の乱れ
・おでこや鼻(Tゾーン) ⇒ 「肺」 呼吸機能に負担、皮膚トラブル、乾燥肌気味
■漢方薬でカラダの中から「大人ニキビ」ケア
上記の特徴の大人ニキビを発見したら、カラダの内側からのケア「漢方薬」にて根本的治療すること検討してみてはいかがでしょうか。
例えば…
・イライラが続いて情緒不安定、生え際に赤ニキビ!という時は「逍遥散」(「逍遥散」は冷えタイプ、のぼせがある方は「加味逍遥散」)
・イライラ+赤みが強くかつ痛みのある場合は、熱や炎症をとってくれる「十味敗毒湯」
・顎や下のフェイスラインに出来る場合は、婦人科系不調、ドロドロ血を改善する「桂枝茯苓丸」
・熱のこもる「大人ニキビ」の常備薬として一般的なのが「清上防風湯」(特に顔の上の部分のニキビに効果的)
・ニキビ「跡」が気になる!という方には「ヨクイニン」
・ニキビ跡+むくみ、月経不順の方は、「桂枝茯苓加ヨクイニン」
ただし漢方薬もれっきとしたお薬なので、こちらを参考にしつつも、専門医や薬剤師さんの方に必ず、診てもらってくださいね。
漢方薬も賢く利用してカラダの中から「大人ニキビ」撲滅!美しいお肌をゲットしましょう。
http://news.livedoor.com/article/detail/8082829/
─情報元:Life & Beauty Reportサイト様─