ちょっと怪しいと思われる公衆トイレに入るとき、あるいはちょっと怪しいビジネスホテルなどに一人で泊まったとき、若い女性はなんとなく不安に思うことだろう。そこで、USB接続のモバイル機器用充電器としてふだん持ち歩いて、そんな状況のときにチェックしようというのが同製品の目的。4段階の電波探知機と赤外線探知機を備えており、それらで無線式のカメラや盗聴器、赤外線を発するカメラを探すことが可能だという。ただ、これで100％探知できるという保証はないし、通常の家電製品に誤反応するケースもあるので、より正確な探知を行う際は専門業者に依頼したほうがよい。
で、まず実際に電波探知機のスイッチを入れてみると、電波の強さを示すLEDライトが光り始めた（バイブでも知らせてくれる）。ふつうに部屋の中や公園でかざすとビンビン反応して光るので、果たしてこれが盗撮機器の電波なのか、それともテレビ、ラジオなどの電波なのかまったく判然としない。そこで、公園の公衆トイレに入って調べてみると、逆に電波の反応が弱くなった。たぶん、電波が入りづらい空間ということだろう。
つまり、説明にあるように「本来電波を発しない壁面のコンセント、ぬいぐるみ、置物などに近づけてみる。電波を発するカメラや盗聴器が隠されていたらライトがビビビっとマックスまで点灯」と言うことなので、トイレなど通常電波が入りづらい狭い場所や、電波状況の悪い田舎の施設といった場所でより効果を発揮するのかも知れない。都会はいろいろ電波が多すぎるから！
ソリッドアライアンス ユータンレーダーストラップ ガンメタ UTST-GM
他方、赤外線探知機のほうはどうか
これ、赤い丸い窓が点灯して、そこから物を覗くという使い方だ。「微細な赤い糸が見えた場合、それが赤外線カメラのレンズライトの可能性があります」との説明書きのように、ケータイのカメラをそれで見ると確かに赤い糸状の光が確認できた。見落としがちな小さな赤外線の明かりを発見するには便利かも。ただ、ある程度近距離にあるものでないと見つけにくいようだ。
今回試した限り、盗撮、盗聴機器を発見できたわけではないが、海外旅行、海水浴、キャンプ施設、など国内や都会に比べて無防備な場所に行く機会がある女性がモバイル探知機を携帯していて必ず役立つとは言い切れないが、邪魔にはならないだろう（少なくとも充電器として使えるのだから）。
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1382437525833.html
─情報元：Excite Bit コネタサイト様─
