■ 出社前の合コンは“お持ち帰りなし”の健全さ
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http://bylines.news.yahoo.co.jp/miyazakitomoyuki/20131218-00030763/
─情報元: Yahoo!ニュースサイト様─
会社に出社する前の時間を使って観光やレジャーを楽しむ「エクストリーム出社」が話題だ。早朝から築地市場でお寿司を食べたり、カヌーで激流下りをしたりしてから出社する人もいる。この出社形態が日本の労働スタイルや早朝ビジネスに一石を投じるのではないかと注目されているのである。
エクストリーム出社に設けられた最低限のルールは「会社に遅刻しないこと」と「出社後に居眠りしないこと」。それさえ守り、他人に迷惑を掛けなければ内容は自由だ。
なかには、朝5時にカフェで乾杯し、ボーリング、カラオケと3次会まで行う合コンを開催したグループもあるという。もちろん、その場合はアルコール厳禁。合コン後は会社に出社するため、「お持ち帰り」の心配もない。“朝のアフター5”は、心身共に健全が基本なのである。
エクストリーム出社は今年8月頃からTwitterを中心に話題になり、「移動」「アクティビティ」「演出」を競う大会も開催された。日本エクストリーム出社協会も設立され、天谷窓大氏と椎名隆彦氏が共同代表を務めている。
エクストリーム出社が誕生するきっかけとなったのは3年前ほど前。天谷氏は、当日勤めていた会社の上司とそりが合わず、出社するのを苦痛と感じる日々を過ごしていた。そんなある日、思い悩み過ぎた天谷氏は、一睡もせずに朝を迎えてしまう。
「今から寝たら遅刻してしまうかもしれない。家で悶々としているくらいなら早目に出て、寄り道してから出社することにしたんです」(天谷氏)
すると、不思議なことにいつもより上司のことが気にならなくなった。出社前の時間を使い、非日常を味わうことでリフレッシュできたのだろうか。この出社スタイルをはじめて以来、ストレスが緩和し、午前中からバリバリ働けるようになった。「エクストリーム出社」の原型が出来上がった瞬間だった。
早朝にさまざまな活動をする試みは、“朝活”と呼ばれ以前から存在していたが、どこか意識が高い雰囲気が漂っていた。一方、エクストリーム出社は、キャリアアップや勉強とは無縁のレジャーを中心に据えたことで朝活を敬遠していた層にも広がっている。「エクストリーム出社をすることでテンションが高くなって仕事がはかどる」との声もある。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/miyazakitomoyuki/20131218-00030763/
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