2014年1月16日木曜日

顔写真の瞳に写る真実。瞳孔を拡大することでその時一緒にいた人物をほぼ特定できることが判明(英研究)

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 毎日約4千万もの写真が共有サイトにアップロードされている。何の気なしに撮った顔写真には、重大な秘密が隠されている場合がある。その写真に写っている人の眼を拡大してみると、撮影時にその人の目に映っていたものが大雑把にだが調べることができるのだ。 

 たった1枚の写真からこのようなことがわかってしまう。嘘をついても、その日その時、誰と一緒にいたかがわかってしまうのだ。ぼーっとまわりをみていた場合には、同時刻その場所に居合わせた見知らぬ人の情報も。この技術は犯罪捜査に役立つ可能性が高いという。

 英ヨーク大学心理学部ロブ・ジェンキンス博士の研究によると、写真に写っている人の瞳孔には隠れた情報があるという。その写真を撮っている人やそばにいる人は誰なのかという情報である。

 もし、人質や虐待など被害者が写真に写っているような犯罪の場合、その被害者の瞳孔に反射して写っているものから加害者を割り出せることができるかもしれない。また、犯罪調査中に証拠として押収したカメラから取り出した画像を使って、他の犯罪グループとの関連を結びづけたり特定の場所を割り出せることもできるだろう。

 写っている人を瞳孔に反射した画像から識別できる か確認するために、研究者達は顔認識テストを行った。その結果、瞳孔に写っている人物を知らない場合、正確に当てたのは71%であったのに対し、その人物を良く知っている場合では、84%もの正解率を得ることができた。これは、もし知っている人物ならほとんど誰なのかわかるということを意味している。

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 「瞳孔は黒い鏡のようなものだ。」とジェンキンスは話す。「画像の精度を上げるために、まず、拡大しコントラストを調整する必要がある。顔画像は反射した画像から実際の顔よりも約3万倍程縮小した形で復元される。」研究で使用した顔全体の総画素数は平均して322画素程である。





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http://karapaia.livedoor.biz/archives/52150909.html
─情報元:カラパイアサイト様─