米国イェール大学とコロンビア大学の研究チームが今年1月、ダボス世界経済フォーラムで発表した2014年度環境パフォーマンス指数(EPI:16の指標について178か国の環境パフォーマンスの達成度を評価しランク付けしたもの)によると、大気汚染物質「PM2.5」の濃度は、ニューデリーが最も高く、北京を上回ったことが判明。
ニューデリーの大気汚染は深刻で、一昨年に比べさらに44%悪化した。主な汚染源は自動車と工業分野によるものとみられている。ニューデリーの自動車登録台数はすでに810万台に達しており、しかも毎日1400台ずつ増加している。
1月27日付の米国ニューヨーク・タイムズによると、2014年1月の前の3週間のデータでは、ニューデリーの日平均PM2.5は最大で473に上昇した。1月14日、北京でも、PM2.5が500を超えたが、ニューデリーではPM2.5が500を超えた日数は8日間にのぼった。
北京ほど注目されていないが、ニューデリーの大気汚染は悪化の一途をたどっており、M2.5の最大濃度の平均値が1立方メートル当たり473マイクログラムと、北京の2倍に上る。
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─情報元:カラパイアサイト様─