2014年3月28日金曜日

科学者やジャーナリストが考える「科学がいまだ解決できない24の難問」

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 医学研究支援などを目的とするイギリスの団体ウェルカム・トラストが新雑誌発刊を祝して、第一線で活躍する科学者やジャーナリストたちに、科学に関して最も重大な未解決問題は何かと尋ねたのだそうだ。

 海外サイトにてその難問が24つほどまとめられていたので見てみることにしよう。


1.脳はどうやって意識を生み出しているのか?

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 意識とはいったい何なのか?科学者はいまだ正確な答えを導き出せていない。しかし、例えば脳幹の一部が損傷したせいで昏睡状態に陥っているなど、負傷のせいで意識状態が変化している患者を観察することで意識がどのように生じているのかを知る手がかりを得られるはずだ。


2.人間の生命と生理学の限界はどこにある?

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 微小な重力が人体に及ぼす影響を考慮し、現在宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在できるのは1回に6ヶ月までと決められている。

 しかし2015年3月から、宇宙飛行士スコット・ケリーは地球周回軌道上で1年間を過ごすこととなった。その間、彼の一卵性双生児の兄弟であるマーク・ケリーは地球で過ごす。NASAはこの双子を経過観察をすることで、宇宙から受ける影響に対し人体がどう反応するかについての知見を得られるのではないかと期待している。


3.損傷した脳の一部をコンピュータ機器で置き換えることはできるのか?

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 四肢に対する人工装具(義手・義足)はすでに存在が、損傷した脳組織の代わりとなる、「神経に対する人工装具」の開発までには至っていない。現代科学をもってしても、脳というのはあまりに複雑なのだ。


4.自分が死ぬ時何が起きるのか?

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 死に関しては、少なくとも二つの段階があるということが知られている。第一段階は医師の観察・診断による臨床死と呼ばれ、心肺停止状態のことを言う。次の段階が生物学的な死である。ここで細胞が変性を始め、脳を含む臓器が機能を停止するのだ。その後何があるのか、死後の世界があるのか、まだ何もわかっていない。

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http://karapaia.livedoor.biz/archives/52157436.html
─情報元:カラパイアサイト様─