これから、アメリカのアリゾナ州立大学で、腋毛を剃らない女子学生が急増するかもしれない。10週間腋毛を剃らなかった女子学生に単位を与える、と教授が発表したのだ。
ブレアン・ファス教授がこのアイデアを思い付いたのは、学生たちにジェンダーの規範に挑戦して欲しかったからだ。
女子学生は、腋毛を剃らずに“女性らしさ”から逸脱したら単位がもらえるのと同様、男子学生も、首から下の体毛を全て剃って“男性らしくない行為”をしたら単位がもらえる。
「自分たちが性別に見合った行為をしなかったら、社会からどんな反応や嫌がらせを受けるかという社会の規範を学ぶ上で、これほど良い方法はありません。
こうすることで、学生たちは直ぐに、ジェンダーのあり方を知ることができます。」
実際に腋毛を伸ばし始めた女子学生たちは、世の男性達からの「女性の腋はツルツルであるべき」というプレッシャーを感じ、毛が生えた自分の腋と悪戦苦闘している。
この女性達が感じているプレッシャーが、巨額な脱毛産業を支えている。
参照元には、一人の学生の腋毛伸ばし体験記が載せられているが、彼女は5日目でギブアップしてしまった。
冬ならまだしも、夏真っ盛りの今、腋毛を伸ばすのはかなりキツイという結論に達したようだ。
果たして何人の生徒が、フェス教授から単位をもらうことが出来るだろうか？
http://www.terrafor.net/news_s3pHINSsC2_339.html
─情報元：日刊テラフォーサイト様─
