2014年12月2日火曜日

iPhoneをなくしたときPCからでもいいからWebの「iCloud」にサインインして音を鳴らすと1発で見つかる

iPhoneユーザーなら誰しもが、顔面蒼白になりながら「あれっ!? iPhoneがない! ないっ!」とカバンをゴソゴソと漁ったことがあるだろう。まるで宝探しをするがごとく、部屋の中を引っかき回したりした経験も……あるはずだ。きっとある。絶対ある。
もしも周りに知人がいたら、着信音で見つけようと「ちょっと電話してみて!」という展開になったりする。しかし……周りに誰もいなかったら!? すぐそばにあるのはPCだけだったとしたら? そんな時に活用してほしいのが、Web版の「iCloud」だ!

・「紛失する側のiPhone」の下準備

まず大前提として、「iPhoneを探す」で探せるように、自分のiPhoneを設定しておく必要がある。やり方は簡単だ。設定 → iCloud から、「iPhoneを探す」を「オン」にしておく。「最後の位置情報を送信」もオンにしておいたほうが良いだろう。
また、設定 → 一般 → 機能制限 → から、「位置情報サービス」がオンになっているのかも要確認。iOS7以降ならば、オンでもオフでも、アプリ「iPhoneを探す」の「紛失モード」で検索可能。しかし、基本的には「位置情報サービス」はオンが良い。

・どんなPCからだってイケる

iPhone側の設定が終わったら、あとはPCなどからWeb版の「iCloud」にアクセスするだけだ。URLは「icloud.com」である。そして自分の「Apple ID」とパスワードを入力してサインイン。すると、ズラズラッと様々なアイコンが表示される。
その中にある「iPhoneを探す」をクリックすると……自分のiPhoneに電源が入っていて、電波の届く範囲であれば、“どこにあるのか” が地図上に表示されるのだ! 画面中央にある緑色の「丸印」が、iPhoneの場所である。

・3つのモードで無敵の追跡

たとえばこの時、もしも新幹線の車内に忘れていたら、時速300キロのスピードで緑の丸が地図上を移動していくことになる。ともあれ、その緑の丸をタップしてみると……画面下部に3つのボタンが表示される。それぞれの役割を、簡単に解説しよう。

・部屋やカバンの中にある疑惑の時は「サウンド再生」

まずは「サウンド再生」。このボタンを押すと、紛失したiPhoneが “着信音オフ&バイブ振動のみ” な状態であろうとも、「ピコーン、ピコーン」と大音量で音が鳴る。身近な場所にiPhoneが隠れている場合は、この音だけで発見できることだろう。どんな音が鳴るのかは、動画「小芝居 iPhoneを探す(パソコンで探す編)」を参照してほしい。

・マジでどこかに忘れてきた場合は「紛失モード」

続いては「紛失モード」ボタン。このモードをオンにすると、紛失したiPhoneをロックすると同時に、所在地を確認することができる。そのとき誰かがiPhoneを発見していたとしても、その発見者に向けた連絡先情報を教えることができるのだ。

・iPhoneよりもデータが心配な人は「iPhoneを消去」

最後は「iPhoneを消去」のボタン。もう紛失どころの騒ぎではなく、見られちゃマズいデータ山の如しで、探すもクソも「今すぐiPhoneの中身をすべて消さねば」といった危機的状況の時に押すと良い。すべてが消えるが、ただし追跡もできなくなる。
──以上だ。
とりあえず、何が起きても良いように、「サウンド再生」の練習はしておこう。もしも目の前にパソコンなどがなかったら、iPhoneやiPadを持っている友人に「iPhoneを探すアプリ」での協力を打診するか、Android端末などのブラウザをPCサイトが表示されるよう設定し、Web版「iCloud」にアクセスするのもアリだろう。どんな状況でも探せるよう、心の準備をしておきたい。
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http://news.livedoor.com/article/detail/9525978/
─情報元:ロケットニュース24サイト様─