ところで公衆浴場に行くと、女性の場合はタオルなどで〝体を隠す〟人と〝まったく隠さず堂々としている〟人がいる。筆者の実感でいうと、その割合はおよそ半々。年代や体型等で隠す隠さないという傾向があるわけでもない気がする。隠す人と隠さない人、おそらくどちらも無意識に行っていることだと思うが、そこにはどんな心情が隠れているのか？
■体を隠す派と隠さない派、その割合はほぼ半々！
早速アンケート調査を行ってみたところ、まず「温泉などの公衆浴場に入る際、タオルなどで体を隠しますか？」という問いに「隠す」と答えた人は47%で、「隠さない」人は53%。若干隠さない派が優勢だが、やはりほぼ半々の割合であることが判明した。
隠す派の主な理由として一番多いのはやはり「恥ずかしいから」というもの。「最初だけは小さいタオルで隠して入る。 最初だけ恥ずかしいんです（笑）」「女性同士といえども公衆の面前では隠すよう躾られた」「体型に自信がない」といった意見が挙がっていたが、確かに裸で〝恥ずかしい〟という感情が芽生えるのは、ごく自然のように感じる。
一方「隠さない」派の主な意見としては「みんな裸だから」「隠すのが面倒」といったもの。ほか「女同士隠しても仕方ない」「学生の時女子寮だったから、毎日いちいち隠すのが面倒になった」「スイマーであり、家では裸族なので裸に慣れている」といった意見もあるが、そういえば高校大学と女子だけの環境で育ち、趣味が水泳の筆者も「隠さない派」だ。もちろん筆者もそうだが、主な意見として「体型に自信があるので」といった意見は一切ないのが特徴。見られて恥ずかしくないわけではないのだが「ま、いっか」的ズボラ思考が、恥じらいを消し去ってしまう。そう考えると、恥じらいを持ってしっかり隠している人たちのほうがある意味女性として色っぽいのかも。
■女性が女性の裸を公衆浴場でチェックする割合は、ほぼ100％!?
また「隠さない」派には「こそこそしている方が目立つし、他人はそこまで自分のことを見ていないと思う」という人も。実は筆者もまったく同意見だったのだが、では自分自身他の女性の裸をチェックしているかといえば「YES」。決して性的な意味ではなく「わーこの人胸大きい！」とか、「スタイルいいわ～」とか、「この人は美人だけど案外胸小さいな」とか、興味本位でチェックしてしまうのだ。
それって私だけ？ と感じていたのだが、今回こちらもアンケート調査してみたところ、なんと「裸を全く隠さない女性のからだを、チェックしてしまうことはありますか？」という問いに対し「はい」と答えた人の割合は93.33%！ ほとんどの人は筆者同様しっかりチェックしていたのだ。その主な意見を拾ってみると…。
「おっぱい大きい人とか同性ですが、羨ましくて見ちゃいます」
「年齢とともに体型も変わってくるので『将来自分もこんな感じになるのかな』とか『ちゃんとキープしているんだな』とか、つい見てしまう」
「女性っぽい色気のある体は素直にうらやましいと思うし、自分も見られて恥ずかしくないように、体型の維持の意識も高まる」
「スリムな方を見ると、自分ももっとがんばって引き締めようと思う」
「特に若い人は、綺麗！ と思ってみてしまいます」
女性が同性の裸をなぜチェックするのか？ そこにあるのは男性のような性的な気持ちではもちろんない。主に存在するのは同性としての興味や、美しい体型への憧れだ。
■チェックされるのが嫌なら、タオルで隠して防御すべし
そういえば女性誌などでは、女性向けの「セミヌード」というような特集が存在するが、女性は基本的に女性の〝美しい裸〟が好きなのかもしれない。だから今回のアンケートでも「逆におばちゃんとかは、あんまりみない」という人も存在するし、チェックした女性の裸がキレイではないと「わーキツイ！」などと、心の中で毒づいたりもしてしまう。そう考えると、筆者も含めて隠さない派はほぼかなりの高確率で「女性に自分の体をチェックされている」という自覚を持った方がいいかもしれない。それが嫌なら素直に体を隠すしかない。
女性の裸に興味があるのは、男性だけではなく女性も同じという事実。こうなると、女性はいくつになっても体型維持に気を抜けないのだ。
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─情報元：独女通信サイト様─
