鳥取県の特別支援学校で、校内で行う医学的ケアに対し保護者から批判を受けたことを理由に、看護師が一斉に退職したという報道があった(参考リンク:看護師6人一斉辞職 鳥取の養護学校、生徒10人通学できず 産経ニュース)。このようなニュースが流れると、現場経験者の筆者としては、どうしても店舗のクレームと重ねて考えてしまう。
接客業をしていると、自身に起因するしないにかかわらず、さまざまなクレームを受けることがある。ヘンな言い方だが、一度だけのクレームならどんな理不尽なクレームだろうと受け入れる覚悟はある。
しかし、モンスタークレームの常習化だけは避けなければならない。これは、オーナーや店長が我慢すればいいだけにとどまらず、アルバイトにも被害を及ぼすからだ。店が悪いわけではないのに、たった1人のモンスタークレーマーによって、せっかくの人材を失うことになる。人手不足が叫ばれる昨今、これはコンビニだけではなく飲食店などの接客業で同じことが言えよう。
毎日来るモンスタークレーマー
店にはクレーマーがときどき出没するが、これは一時的なトラブルにすぎない。表現としては少し違うが、のど元過ぎれば熱さを忘れるといった感じだ。問題なのは、毎日来ては文句ばかり言うタイプのクレーマーだ。どの店も1人や2人、このタイプのモンスタークレーマーを抱えているだろう。
土下座しろとか誠意を見せろだの、タバコ◯カートン分だとか言うわけではない。ただただ文句を言い続けるのだ。「あいさつがなってない」「あの商品はないのか」「なんだお前その態度は」など重箱の隅をつつくような物言いなので、これは精神的にかなりキツイ。
「自分がアルバイトとの間に入ってフォローすればいい、それがウマいやり方だ」――以前まではそう考えていた。だが、実は違うのでは? と思うようになった。というより、このやり方では自分の身が持たない。
アルバイトに対してくどくどとクレームを言い、行き着くとこはオーナーか店長を呼べ! となる以上、アルバイトに「テキトーにあしらってくれよ」と頼むだけでは解決しない。
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─情報元:ITmedia ビジネスオンラインサイト様─