2015年9月16日水曜日

靴ひもがほどけない「イアン・ノット」など18の靴ひもの結び方

靴ひもの結び方は「ちょう結び」が一般的な方法ですが、結びやすい反面、ほどけやすいという欠点も持っています。激しいスポーツを行う時や登山を行う時など、状況に応じてもっとほどけにくい靴ひもの結び方はいくつも存在するのですが、ちょう結びの正しい結び方、見栄えの良い結び方、数ある靴ひもの中で最もほどけにくい「イアン・ノット」など、18種類の靴ひもの結び方をウェブサイト「Ian's Shoelace Site」がイラスト付きで解説しています。

Ian's Shoelace Site - Shoelace Knots - How To Tie Your Shoes
http://fieggen.com/shoelace/knots.htm

靴ひもの結び始めは2種類あり、1つは「Starting Knot」と呼ばれる2本のヒモを交差させるスタンダードな結び方。もうひとつはStarting Knotを2回繰り返してほどけにくくする「Double Starting Knot」という結び方です。基本的にはStarting Knotで始めますが、ほどけやすい結び方に挑戦する時や、子どもが結び方を練習する時はDouble Starting Knotという使い分け。



◆最も一般的な靴ひもの結び方
Ian's Shoelace Siteには数ある靴ひもの結び方をカテゴリごとにピックアップして比較しているページがあり、「どれを選べばいいかわからない」という時に参考にできるようになっています。「最も一般的な靴ひもの結び方」には「Standard Shoelace Knot(ちょう結び)」と、結び方が似ている「Two Loop Shoelace Knot」が選ばれています。

ステップ1:Standard Shoelace Knotの結び方は全部で6ステップで、まずはStarting Knotで結びます。


ステップ2:左側のひも(黄色)の先端を右側に向けて持ち、右側のひも(青色)で輪っかを作ります。黄色のひもは輪っかの後ろに通します。


ステップ3:黄色のひもで青色のひもの輪っかを巻きます。


ステップ4:すると中央に穴が完成するので、黄色のひもで輪っかを作って先端を通します。


ステップ5:黄色の輪っかを通したら両手で2つの輪っかを持ってきつく縛ります。


ステップ6:そのまま結び目がしっかりと締まるまで引っぱれば完成です。


◆最も素早く、簡単に結べるイアン・ノットの結び方
イアン・ノットは、プロのスポーツ選手なども使っているほど強力に靴ひもを結んでほどけないという靴ひもの結び方の1種。Ian's Shoelace Siteではそんなイアン・ノットを世界一早く結ぶ手順を編み出し、イラストで解説しています。

ステップ1:まずはStarting Knotで結びます。


ステップ2:左右のひもをねじって輪っかを作ります。


ステップ3:お互いの輪っかを交差させます。黄色の輪っかを左手の親指で広げて、青色の輪っかを右手の中指で押し込みつつ黄色の輪っかの先端をつまむイメージ。


ステップ4:お互いの輪っかが通ったら、輪の先端をそれぞれ親指と人さし指でつまみます。


ステップ5:2つの輪の形が弓なりに伸びるように引っぱっていきます。この時、全部引っぱらずゆるめにするのがポイント。


ステップ6:最後は単純に輪っかを引っぱって結び目をきつく締めれば完了です。通常の結び方の3分の1の時間で固く靴ひもを結ぶことができるとのこと。


GIFで見るとこんな感じで、わずか数秒で靴ひもを結ぶことが可能です。




...詳しい情報・続きはこちら >>
http://gigazine.net/news/20150914-how-to-tie-shoes/
─情報元:GIGAZINEサイト様─