2015年11月5日木曜日

尿酸値1上昇で高血圧リスク2割増…押さえたい「痛風知識」

 痛風は夏に多いが、「秋にも注意」と専門家は指摘する。おいしいものが増え、夏に落ちた食欲が秋になると戻ってくるので、つい食べ過ぎに。それが、痛風発作の原因にもなる。押さえるべき痛風知識を、虎の門病院の桑原政成医師に聞いた。

 日本痛風・核酸代謝学会の認定痛風医である桑原医師は、循環器センター内科で診療を行っている。循環器の疾患で多いのは高血圧だ。「なぜ、循環器で?」と思うかもしれない。

「実は、高尿酸血症と高血圧は密接に関係しているのです」

 桑原医師は「日本人は血清尿酸値が1(㎎/dl)上昇するごとに、男性で18%、女性で25%高血圧を合併しやすい」と高血圧学会で報告し、注目を集めた。米国の12~17歳の追跡調査では、尿酸値5・5以上の人は7年後に2倍以上も高血圧を認めていた。


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─情報元:日刊ゲンダイサイト様─