子供は生まれてから自立するまで、ずっと親の姿を見て育ちます。両親が中が良かったり悪かったり、喧嘩をしたり、仲良くデートをしたり…たくさんのことを子供は見ています。ただ、夫婦の関係が子供に悪い影響を与えることもありますし、逆に良い影響を与えることもあります。今回は、どのような夫婦の行動や関係が子供に良い影響を与えるのかをまとめました。ぜひ、参考にしてくださいね。
■ お風呂は一緒に
子供がまだ赤ちゃんのうちは難しいかもしれませんが、2~3歳ぐらいになってからは、できるだけ家族一緒にお風呂に入るようにしましょう。家族が一緒に入るということは、お父さん、お母さん、子供たちみんなで入るのです。お風呂は1人でゆっくり入りたいという人もいるでしょうし、お父さんが仕事から帰って来るのが遅くて一緒に入れないという人もいるでしょう。そういった時は、週に1~2回でもいいので一緒に入るようにしてみてください。お風呂は、大人にとっては汚れを落としたり疲れをとったりする場所です。しかし、子供は違いますよね?お風呂は子供にとって遊び場です。水遊びをしたり、泡で遊んだり、とっても楽しいところなのです。そんな楽しい所にお父さんとお母さんがそろっていたら最高に楽しいですよね。幼いころの楽しい思い出は、子供の成長にとってとても大切です。
■ 仕事帰りはお出迎え
お父さんが仕事から帰ってきた時、お母さんは玄関までお出迎えにいくようにしましょう。これは、昔の事なのでは?と思うお母さんもいるかもしれませんが、今でも大切なことの一つです。お父さんは、家族のために毎日一生懸命働いています。そんなお父さんをお母さんが玄関まで迎えに行くと、子供は必ず一緒に付いてきます。そして、「お帰りなさい」や「お疲れ様」という言葉がけをすることで、子供はお父さんが自分たちのために頑張ってくれていることがわかります。お父さんは、一家の大黒柱です。子供たちはある程度、「お父さんを尊敬する」という気持ちを持つことが大切です。その気持ちづくりの大切な一歩になると思います。明日から、ぜひ実行してみてください。
■ 家事は助け合う
家事は、お母さんの仕事だと勝手に決め付けているお父さんはいませんか?これは間違っています。少なくとも、このような考え方だと子供に良い影響を与えることはできないし、お父さんに対する尊敬も生まれません。もちろんお父さんがお仕事を頑張っているのは誰もがわかっていることなのです。でも、お父さんが働いている姿を見る事はあまりありませんよね。しかし、お母さんはどうですか?家では休む暇もなく動いていませんか?洗濯、掃除、料理、子供の世話…そんなお母さんの姿を子供はしっかりと見ています。お母さんはすごいなあと思っています。
一方、お父さんは実際に働く姿を見ないので、なかなかすごいという実感がわかないものです。しかも、休みの日は1日中家でゴロゴロしたり、テレビを見たりしていませんか?せっかくの休日なので、ゴロゴロしたい気持ちもわかります。しかし、それだけでは子供たちは、「お父さんはいつも家でゴロゴロしているだけ」という悪い印象だけが残ります。そうではなく、少しでいいのでお母さんの家事を手伝ってあげましょう。ゴミだしでもいいですし、車の洗車もいいです。食べた食器を流しまで運ぶだけでも全然違います。そうすると、自然にお母さんも「ありがとう」という言葉が出ます。夫婦で助け合っているというのが、子供にも伝わります。
子供は大きくなって結婚すると、自分の両親がしていたような夫婦を目指そうとします。これは、お手本が自分の両親しかいないためです。家事を手伝うお父さん、そしてそれに感謝の言葉を言うお母さんの家庭で育った子どもたちは、自然と手伝いをし、ありがとうが言える大人へと成長していきます。
■ 良い夫婦喧嘩をする
夫婦には、乗り越えなければならない壁がたくさんあります。子供の事や家庭のことで、たくさんの話し合いを持たなければなりません。時にはぶつかることもあるでしょう。夫婦と言っても、元々は他人、違う環境で育った2人です。喧嘩になることもあります。「喧嘩をするというのは子供に悪い影響を与える」という感じがしますが、実際はそうではありません。喧嘩をしないなんて事はあり得ません。我慢しすぎるのも、夫婦関係を長続きさせるにはあまり良いこととは言えません。なので、子供に悪い影響ではなく良い影響を与える喧嘩をすることが大切なのです。
■ おわりに
お父さんもお母さんも、子供が生まれてからさまざまな環境の変化に付いていけなくなるときもあるでしょう。2人の意見がぶつかることもあります。しかし、実は2人の願いは同じなのです。お父さんとお母さんの願いは、ただ1つ。子供が元気にすくすくと育ってほしいということではないでしょうか?そのために、夫婦ができること、しなくてはならないことがあると思います。ぜひ、頑張ってみてください。
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─情報元:nanapiサイト様─