行動が活発になり始める3~4歳の男の子。この頃から、きょうだいや友達、ママを叩いたり、暴言を吐いたりなどの行動が目立ち、手を焼いている親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
その際、親の行動次第では、息子の乱暴な行動をますます悪化させてしまうなんてことも……。
そこで今回は、心理カウンセラーの金盛浦子さんの著書『いざと言うときに役立つ子育てQ&A95』や『WooRis』の過去記事を参考に、加減がわからず乱暴な男の子をますます悪化させてしまう“幼少期のNG子育て”を3つご紹介します。
■NG1:きょうだいや友達と“ぶつかり合い・ケンカ”をさせない
きょうだいや友達とおもちゃの取り合い。「貸してよ!」「イヤだ!」のひと悶着があった挙句、子ども同士の叩き合いが始まった……。幼少期にありがちなケースですよね。
こういうケースに遭遇した場合、「ケンカはやめなさい」とすぐに仲裁に入っていませんか? 実は、子どものケンカをすぐに止めさせたり、ケンカそのものをさせたりしないようにしていると、“力加減や節度、限度”というものを学べなくなってしまうとのこと。
危険が伴うとき、子どもだけで解決できないとき以外は、できるだけ見守るようにしましょう。
■NG2:父親が子どもと“プロレスごっこ”“相撲ごっこ”をしていない
息子が「お父さん、プロレスごっこしよう」と言ってきたときに、「疲れているからイヤだよ」「乱暴なことは嫌いだよ」などと、子どもとのコミュニケーションを避けているといったことはないでしょうか。
これもまた、NG1と同様に、力加減や節度、限度を学ぶ機会をなくしてしまうことに……。
また、男の子は4歳前後になると、男性ホルモンの一種“テストステロン”の量が急上昇すると言われています。活発になるこの時期に、エネルギーの発散不足は子どもの成長に良くありません。親子のプロレスごっこなどを通じて、エネルギーを上手に発散させてあげるようにしたいですね。
■NG3:子どもが乱暴なことをしたときに、理由も聞かず叱る
「ママ~、お兄ちゃん(弟)が叩いた!」と娘が言ってきた際に、「男の子なんだから、暴力振るうのはやめなさい!」など、理由も聞かずに言うのもNG。
叩いてしまった理由が必ずあるはずです。「男の子なんだから」「お兄ちゃんなんだから」と言って理由も聞かずに我慢させ続けると、陰にまわって攻撃性を発揮することもあるそうです。
子どもの頃は言葉が追い付かず、手のほうが先に出てしまうことが少なからずあります。“言葉で説明させるスキル”を少しずつ身につけさせるようにしましょう。
いかがでしたか?
子ども同士の遊びや、親とのコミュニケーションの中で“限度”を学んでいくもの。親としては、積極的にこういう機会をもつようにしていきたいですね。ご参考にしてみてください。
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─情報元:WooRis(ウーリス)サイト様─