LYTRO ILLUM
後からピント位置を変更するカメラ その新しい撮影体験とは?
...詳しい情報・続きはこちら >>
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20141222_680362.html
─情報元:デジカメ Watchサイト様─
後からピント位置を変更するカメラ その新しい撮影体験とは?
米Lytroのデジタルカメラ「LYTRO ILLUM」が、国内で加賀ハイテックから発売される。「撮影した後からピント位置を変えられる」というのが最大の特徴で、前モデルから注目の高かった製品だが、新モデルのILLUMでは、よりカメラらしい使い方ができるようになった点も大きなポイントだ。
本格的なカメラデザインとスマートフォンライクな操作性
LYTROは、「ライトフィールドカメラ」という特殊なカメラを製造しているベンチャーのカメラメーカーだ。撮像素子とレンズの間に特殊なマイクロレンズアレイを配置し、通常は直進してセンサーに届く光が、さまざまな角度、方向から入射して、それを1枚の画像として撮影する。無数の方向からの光の情報が記録されているため、それを後処理で取り出すことで、自由にピント位置を後から変更できる、というのが特徴となる。
初代のLYTROは、望遠鏡のような外観で、ちょっとおもちゃ的な印象のあるカメラではあった。それが今回、2世代目のLYTRO ILLUMになって、いわゆるネオ一眼の形状となり、普通のカメラのデザインとなった。
ボディは、横から見ると本体が台形状の独特のデザイン。胸の辺りで構えた時に、ちょうど画面が見やすい位置になるので、そうした撮影を想定したものと思われる。大きめのグリップと巨大なレンズを備えているので、持ちやすく構えやすい。
レンズが大きいのは、そのスペックのため。35mm判換算で30~250mmの光学8倍ズームで、F値はF2.0。倍率も高く、F2.0通しと明るいレンズのため、レンズが大型化したのだろう。ライトフィールドの構造的な部分もありそうだ。
レンズにはフォーカスリングとズームリングが搭載されており、どちらも太く、操作性は悪くない。光学式、センサーシフト式いずれの手ブレ補正もされていないが、レンズの明るさで多少の暗所撮影でなら手ブレを押さえられる。高倍率ズームのため、使い勝手はいい。
前面には、グリップ上部にダイヤルを装備。背面にもダイヤルがあり、撮影モードによってシャッタースピードを前面ダイヤル、露出補正を背面ダイヤルで変更する、といった操作が可能。一般的なカメラでは、再生モードの画像送りやメニューでダイヤル操作ができることが多いが、基本的にはダイヤルは露出の操作をダイレクトに行なうためのもの、という位置づけだったようだ。ただ、12月11日のファームウェアアップデートで前面・背面のダイヤルでの画像送りに対応している。
背面にはさらにAF、AEL、∞、Fnの4ボタンが配置。∞(過焦点)ボタンは、ワンタッチで過焦点距離に設定してくれるボタン。要するに「後からピントを合わせる際に、後端が無限遠になるように設定してくれる」ボタンだ。こちらの詳細は後述する。
これ以外の撮影設定は、画面上のタッチパネルで行なう。
画面下部にはISO感度やシャッタースピードなどが表示される「インフォメーションバー」が表示され、画面右端に「メニューバー」が表示される。
メニューバーには再生、モード切替、連写、ホワイトバランス、セルフタイマー、グリッド表示切替、ヒストグラム切替、露出ブラケット、測光モード、設定の各アイコンが表示される。1画面にすべてのアイコンは表示されないが、メニューバーで上下に指をフリックさせるとメニューが切り替わる。
...詳しい情報・続きはこちら >>
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20141222_680362.html
─情報元:デジカメ Watchサイト様─