「老害」の概念が変化してきている。いわば「老害」の「若年化」ともいえる問題だ。この連載では、常見陽平が職場にはびこる「若き老害」という現象を全6回シリーズで読み解く。
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突然だが、あなたは「老害」と聞いて、誰を想像するだろうか?
職場の経営陣や上司、政界や経済界のドン、テレビのコメンテイター、近所の商店街や町内会を仕切っている人など、連想する人はさまざまだろう。
個人的には、「朝まで生テレビ!」で議論の主導権を握り続ける田原総一朗氏や、「サンデーモーニング」で「喝!」や「あっぱれ!」を叫ぶ張本勲氏の華麗なる老害芸に圧倒されている。ゲストを呼びつつ、自分の方が圧倒的に喋る「徹子の部屋」における黒柳徹子氏にもだ。ここ数年ヒット曲がないにも関わらず、紅白歌合戦に呼んでもらえる演歌歌手なんかにも老害感があると思う。
もっとも、電波の向こう側にいる人たちというのはあくまで「老害芸」であり、ほぼ無害である。庶民が「老害」を目撃するのは、あくまで職場を始めとする各種コミュニティーにおいてだ。
「老害」を辞書で調べてみると、次のように表記されている。
- 「企業や政治の指導者層の高齢化が進み、円滑な世代の交代が行われず、組織の若返りがはばまれる状態」(大辞林)
- 「企業や政党などで、中心人物が高齢化しても実権を握りつづけ、若返りが行われていない状態」(デジタル大辞泉)
「高齢者」が「若返り」を阻んでいることが、もともとの意味だ。一般的には、「自分より年上の嫌いな人、苦手な人」くらいの意味で使われているのではないだろうか。
しかし、この「老害」だが、具体的に何歳くらいのことを指すのだろう? いま「老害」の概念が変化してきている。いわば「老害」の「若年化」ともいえる問題だ。これを私は「若き老害」と名付けたい。この連載ではこの、職場にはびこる「若き老害」という現象を読み解くことにする。
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