2016年10月14日金曜日

広告研究会の女子学生暴行騒動 慶大「性行為」把握していた…

ミス慶応コンテスト中止に関係者が激怒して集団暴行された女子学生を批判「ミス慶応が中止になったが、どうしてくれるんだ」→女子学生は警察への被害届取り下げる意向


 「ミス慶応コンテスト」を運営する慶大「広告学研究会」の男子学生が女子学生に集団暴行した疑いがある問題で、慶大側が女子学生から相談を受けていたことが13日、分かった。

 慶大広報室はスポニチ本紙の取材に「女子学生から性的暴行を受けたとの訴えがあり、その場にいた学生らを聴取した」と答え、暴行疑惑があったことを把握していたと認めた。さらに「その場で性行為が行われたことまでは確認できた」とも認めた。一方で「女子学生と男子学生の話に異なる部分があり、刑事事件につながる事実までは確認できなかった」と説明した。

 研究会の解散を命じた今月4日の告示文では、未成年の飲酒があったことなどを理由とし、暴行には触れていなかった。

 慶大は12日、公式ホームページに「“広告学研究会”の解散命令に関わる一部報道について」と題した文章を掲載。「捜査権限を有しない大学の調査には一定の限界があります」「大学としては自ら事件性を確認できない事案を公表することはできず」「“隠蔽(いんぺい)”の意図も事実もありません」としていた。

 女子学生は9月2日、神奈川県葉山町の建物で行われた研究会の飲み会で、大量の酒を飲まされ暴行されたと慶大に相談。葉山署にも相談していた。飲み会には女子学生のほかに、複数の男子学生が参加していた。

 捜査関係者によると、女子学生の母親は被害届を取り下げる方向で考えていると伝えていたもようだが、被害届が出されていたこともあり警察が捜査に動き始めた。

 ただ、なぜ取り下げを考えたのか。その背景には「ミス慶応が中止になったが、どうしてくれるんだ」「男がたくさんいるところに、なぜ1人で参加したのか」などと関係者らから責め立てるような声が上がっているとの情報もあり、女子学生の周囲は「本当にかわいそう」と話している。名門大学に湧き起こった大スキャンダル。学校や警察は慎重に経緯などを調べている。

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─情報元:スポニチサイト様─