2016年12月3日土曜日

「Yahoo!カーナビ」、スマホのセンサーでトンネル内での自車位置追従を実現




 ヤフー株式会社は24日、カーナビゲーションアプリ「Yahoo!カーナビ」に、トンネル内における自車位置追従機能と音声案内機能を追加した。Android版では11月1日のアップデートで実装、iOS版も24日にアップデートで実装した。
 通常、GPSの電波を受信できないトンネル内において、車載カーナビであれば、車両から直接走行速度の情報を取得できるため、ある程度の位置を推定できる。しかし、スマートフォンでは車両からそうした速度情報を取得できないため、位置を測定できなかった。
 Yahoo!カーナビの新バージョンでは、スマートフォンのセンサーを利用して独自に車の位置を推定。トンネル内でもトンネル外と同様に自車位置の表示が可能になったという。
 自社位置の表示を追従させることに加え、トンネル内では、ハイウェイモードや通常表示モードでの表示が夜モードと同様に暗くなり、アイコン表示もトンネル内を示す灰色のアイコンに表示に切り替わる。
 ただし、スマートフォンのセンサー精度は機種によって異なるため、GPSによる算出位置とはズレが生じる可能性がある。この場合、トンネル内での音声案内で誤認が起きる可能性があるため、トンネル内やトンネル出口直後での分岐における音声案内を、トンネルの入口で行うとのこと。
 例えば、トンネル内やトンネル直後に案内を必要とする分岐がある場合、トンネルの入口で「トンネル内の○○を左方向です」といった音声案内が流れる。ただし、走行状況によっては音声が流れない場合もある。

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http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1031617.html
─情報元:INTERNET Watchサイト様─