2017年11月2日木曜日

医師への「謝金」市場は8000億円!誰も教えてくれない謝礼金の実情

東京を中心に首都圏には多くの医学部があるにもかかわらず、医師不足が続いている。そのような中、現役の医師であり、東京大学医科学研究所を経て医療ガバナンス研究所を主宰する上昌広氏は、著書『病院は東京から破綻する』で、肥大した「謝金市場」の実情に迫っている。

 誰も教えてくれない医師への謝金について考えてみましょう。

 かつて、入院すると医師に謝金を支払うのはごく一般的なことでした。医師も当然のように考えていました。知人の医師は、90年代、心臓カテーテル治療で有名な病院で研修していました。部長が一人で回診すると、毎回ポケットが膨れていることに気づいたそうです。回診中に患者から謝金をもらっていたためです。後日、先輩医師から、この部長の回診は「(謝金)回収」と呼ばれていることを教わりました。
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─情報元:ダイヤモンド・オンラインサイト様─