商業施設の景色が今、変わっている。新型コロナウイルス禍でECが加速する一方、商業施設内では空床が目立つように。転じて増加しているのが、ポップアップストアやイベントなどを組み替えて開催できる、自由なスペースで構成されるフロアだ。そこにあるのは、立地だけではない付加価値が施設の生命線になりつつある現実。変わりゆく商業施設のマーケティング戦略を探った。
人気のアパレルや雑貨店、飲食店が軒を連ねる一方で、地下には銭湯、上階にはデザイン事務所やフォトスタジオ、ラジオ局が入っているかと思えば、フロア全体が期間限定のイベントスペースになっている階もある──。
アパレルなどが核となっていた既存店舗とは一線を画す。商業施設の景色が今、変わっている。
最近の商業施設で起きている最も大きな変化は、常設店の区画が減少傾向にあることだ。出店側のニーズの変化に伴い、施設側はポップアップストアの出店区画やイベント区画など、自由に組み替えられるスペースを拡充している。
■日経クロストレンド
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