2010年12月3日金曜日

テレビ局の「ごね得」を擁護する朝日新聞

ソフトバンクの孫社長が口火を切った700/900MHz帯の再編は、710〜806MHzと915〜950MHzが開放される画期的な結果になりそうです。周波数オークションを行なえば1MHzで130億円と評価されているので、合計130MHzは約1兆7000億円の価値があります。これはソフトバンクの大勝利であり、電波部の決めた周波数割り当てを民間がくつがえしたのは、電波行政の歴史上初めての出来事です。
ところが、きのうの朝日新聞に「周波数再編、劇場困った マイク使えない?TV中継にも影響」という記事が出ています。それによれば、全国で2万台あるワイヤレスマイクが移動されるので、劇場が困っているという。その買い換え費用は1000億円で、総務省はこれを周波数をもらう通信業者に支払わせる予定ですが、ワイヤレスマイクの利用者は移動はいやだと主張しています。

ワイヤレスマイクにはA型とB型があり、周波数が再編されてもB型は使えます(性能はほとんど変わらない)。A型マイクも、劇場で使われている多くの輸入マイクはホワイトスペースを使っているので移行は容易であり、1000億円という移行費用も誇大で「ごね得」です。輸入マイクはもぐり(電波法違反)なので、彼らはその実態を記者に話さなかったのでしょう。
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http://news.livedoor.com/article/detail/5176371/
─情報元:BLOGOS(ブロゴス)サイト様─

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