2011年7月15日金曜日

仕事には、人を元気にする“訳の分からない”力がある


「働きたいけど働けない!」と命を絶つ人が絶えない悲劇


「原発で手足ちぎられ酪農家」

牛舎の黒板にこう書き残し、福島・南相馬市で酪農を営む50代の男性が自殺したのは1カ月前のこと。同じころ、福島県内に住む瓦職人の方々に瓦屋根の修理依頼が一気に押し寄せ、2人が過労や心労から自殺した可能性があると報じられた。

仕事ができなくて命を絶つ人、仕事がありすぎて命を絶つ人──。

仕事って、いったい何なのだろうか? そんなことを改めて考えさせられた。

そして先日。今年6月の自殺者数が前年同月比7.8%増の2996人に達し、6月単月としては月別統計を取り始めた2008年以降、最多に上ったことが分かった(警視庁調べ)。

このご時世、いかなる人にとっても保証された将来などなく、「自分は永遠に仕事ができる」と確信している人はそうはいない。どんな会社に勤めていても、いつどうなるか分からないし、私のようにフリーで仕事をしていれば、なおさらである。

それでも、「明日は仕事があるのだろうか?」と不安を抱えながら、毎晩、寝床に就くことはほとんどない。

当たり前のように朝起き、朝食を食べ、着替えて満員電車に乗る。会社に着くと、働いて、働いて、疲れ切る。「あ~、こんな仕事やってられるか~」と思いながらも、また、満員電車に乗り、家に着いてお風呂に入って、再び、寝る。

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─情報元:日経ビジネスオンラインサイト様─

酪農家族〈3〉波うつ青い穂