2011年10月7日金曜日
「えっ、うちの会社も“背面飛行”?」 人ごとじゃないANAの人為ミス
あのまま真っ逆さまに落ちていたら……。そう考えるだけでゾッとする。
「ウソ? マジで??」と日本中を震撼させた、全日本空輸(ANA)の恐怖の“背面飛行”だ。
事の詳細が判明したのは、先週のこと。奇しくも米ボーイングの最新鋭機787(別名ドリームライナー)の1号機が羽田空港に降り立ち、同社の伊東信一郎社長の満面の笑みがテレビ画面に映し出されたのと同じ日の出来事だった。
国土交通省運輸安全委員会が9月28日に行った定例会見によれば、背面飛行は次のように起きた。
9月6日午後10時50分ごろ、浜松市の南方約43キロの約1万2500メートル上空で、那覇発羽田行き全日空140便(ボーイング737―700型機、乗客乗員117人)が急降下した原因をフライトレコーダーなどから分析した結果、左側に最大約130度回転し、裏返しに近い状態だったことが明らかになった。
背面飛行に近い格好のまま30秒間で1900メートル急降下し、元の姿勢に戻ったのは、「たまたま」で、あと10秒落下し続けたら、飛行機は空中分解した可能性もあるという。
不幸中の幸い。いやいや、奇跡と言った方がいい。負傷者が出てしまったとはいえ、大きな事故にならなくてホントに良かったとつくづく思う。
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─情報元:日経ビジネスオンラインサイト様─