2011年10月25日火曜日

「もしかして」が一生ぬぐえない福島の親たちに 「騒ぎすぎ」と非難の声



 事実上、原子炉の冷温停止状態を達成したと伝えられる福島第1原発。事故は少しずつ収束へ向かっているようにも見えるが、放射能の問題はまだまだ解決の見通しが立っていない。若ければ若いほど健康被害が大きいと言われるだけに、未来を担う子どもたちの両親も苦悩している。2011年10月17日のニコニコ生放送では、「放射能と子ども」と題して朝日新聞出版の週刊誌『AERA(アエラ)』とコラボした番組を放送。出演した2児の母・西片嘉奈子氏は、「『もしかして』というのが一生ぬぐえない」と不安の大きさを語った。
 西片氏は7月に福島市から山形県米沢市に自主避難している。登下校ではマスク、暑くても長そで、外では遊ばない。母子家庭で生活レベルも下がるが、異常事態の中でストレスを溜め込んでいる子どもを見て、避難を決意した。11歳の長男は「友達と離れたくない」と泣いて反抗したそうだが、今では「福島に帰れるか」と質問すると、「もう帰れないと思う」と答えるそうだ。福島に帰ると病気になって、家族を心配させるし、お金もかかる。もしかしたら、死ぬかもしれないというのが理由だ。
 親に限らず、放射能に関する情報はさまざまな方面から入ってくるし、一度県外に出て以前のような自由に触れてしまうと、不安と制限の多い福島に帰るのもつらくなってしまう。こうしたジレンマは西片家の例だけでなく、県外に出る機会の増えた夏休み後からよく聞かれるようになっているという。

■福島の内部からも「騒ぎすぎ」の声

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http://news.livedoor.com/article/detail/5958435/
─情報元:ニコニコニュースサイト様─