2011年11月3日木曜日

天は二物を与えずは嘘!? 美男美女が得する心理学的なメカニズム



「美人は性格が悪い」という言葉、聞いたことがある人も多いのでは? しかし心理学者の内藤誼人(ないとうよしひと)先生は、「美人ほど性格が良いですよ。そしてルックスが良い人は、それだけでフレンドリーで知的な人と見られる傾向にあります」と言います。ルックスが良いだけでも十分羨望(せんぼう)の的なのに、さらに魅力が増すことを心理学では「魅力バイアス」というそうです。この魅力バイアスについて内藤先生に詳しく聞いてみました
「美人は性格が悪い」はウソ。ホントは美人は得をしていた

「『美人は性格が悪い』という言葉が生まれた理由は、映画やドラマで悪女ほど美人女優が演じることが多いからなのか、歴史的背景によって言われるようになったのか、その真偽は分かりません。しかし心理学のデータでは、美男美女は性格が良いと言われています。それはルックスで苦労する経験がないため、性格がゆがむ要素が少ないからです。さらにイケメンや美女は、性格が良い、能力も高いと評価されがちです」(内藤先生)

 人間は抜きん出た素晴らしい特長があると、ほかのことも良く評価する傾向にあると内藤先生は言います。例えばプレゼンを美男美女が行うと成功率が高かったり、美人を連れ歩く男性の社会的評価が上がったりするとのこと。この現象も魅力バイアスのひとつで、「ハロー効果」または「後光効果」と言われています。では圧倒的な魅力の前では、一般人は太刀打ちできないのでしょうか?

外見力アップで美男美女と同じ土俵に!

「正直、同じ仕事レベルであれば、魅力バイアスにより、魅力的な人ほどデキると評価が高められてしまうことは事実です。例えば仕事で認められたいときに、仕事で頑張るのはもちろんですが、メイクやファッションなどの外見力を磨くことで、あなたの評価も変わります。仕事が忙しいからとメイクを手抜きしてしまっては、仕事の努力も水の泡になってしまう可能性があります」(内藤先生)


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─情報元:ネタりかサイト様─