2012年7月20日金曜日

ブランドのバッグ、時計に1000万円超!-「元セレブ妻」の契約社員生活


■150万のバッグを「じゃあ、頂くわ」
エルメス、ルイ・ヴィトン、グッチ、シャネル……。杉山香織さん(仮名、35歳)が、クローゼットを開くとブランドの紙袋が雪崩落ちてきた。
でも中身はない。クレジットカードの支払いに困ったとき、すべて中古屋に売り払ったのだ。老舗デパートで総額500万円ほどで買いあさったブランドバッグは、ろくに使わず新品同様だった。
「エルメスとヴィトンは、正価の半額で引き取ってもらえる」。妙な勉強になった。
出版社勤務だった香織さんと広告代理店勤務だった夫(40歳)が、ウェブ制作会社を立ち上げたのが6年前。出産を機に、香織さんは仕事の一線から退いたが、家計と経理はしっかりと握っていた。2004年から06年の年収は約3000万円。
「珍しいエルメスの黒カーフのバーキンを、奥様のためにキープしておきました」
高級チョコレートと香り高いお茶を前に、老舗デパートの特別室で外商担当者にささやかれると、嫌とは言えない。それが「外商マジック」だ。
「そうね、これは珍しいわねぇ……じゃあ、頂くわ」

魔法にかかったように、キラキラ光る1割引きの外商カードを出してしまう。価格は150万円。銀行口座には毎月300万、400万円が振り込まれるから、これぐらいちっとも怖くない……。友達の医師夫人に紹介された外商の世界を知った香織さんは、「デパートの売り場なんて庶民のためのショーケースなんだわ」と思った。
ブランドバッグを総額500万円、時計も夫と自分の分を3個で500万円、さらに夫の鞄やスーツで200万円。
「特別なお取り置き」を言われるままに買うことがセレブなんだと思っていた。
毎週末のようにベンツに乗り高級旅館に宿泊。高級フレンチや寿司屋に通い詰め、夫婦2人で数万円が当たり前。その間子供は高いベビーシッターに預けていた。高級外資系ホテルに家族で泊まり、シッターも呼んで子供を任せ、自分はエステを受けて一晩で20万払ったことも。友人とご飯を食べると「私が払う」とカードを出してしまう。
当然、考え方も変わった。
「××ちゃんとは遊んじゃ駄目よ」と子供の友達を選んだ。つきあうのは医師や弁護士など「上流」の子供だけ。
あるとき、地元の幼馴染みが出産祝いに5000円くらいの食器セットをくれた。香織さんは「あんなお金のない人がこんな高いものを……」と心から申し訳なく思い、3万円の商品券をお祝い返しに贈った。それきり、その友達は連絡してこなくなった。

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http://news.livedoor.com/article/detail/6767678/
─情報元:プレジデントオンラインサイト様─