2012年7月23日月曜日

3年間で10倍の市場規模に成長。ノンアルコールビールが人気の理由


7月16日まで東京ミッドタウン(港区)で期間限定オープンしていた、サントリーの「オールフリーガーデン」。都会のド真ん中にいながら、緑に囲まれた空間で飲食を楽しめる“ノンアルコール”のビアガーデンで、営業時間も午前11時から午後5時までの昼間限定。新しいスタイルのビアガーデンとして注目を浴びていた。

来場者に話を聞いたところ、「空の下、昼から飲めるのはいい」(六本木から来たご夫婦)、「よっぱらわなくていい」(新橋から来たカップル)、「夏、外で飲めるのはいい」(近所の会社から来た男性)、「おしゃれで都会の休日という感じ」(飯田橋から来た男性2名)など、かなり好評。昼間から野外でノンアルコールビールを楽しむスタイルは、今後も注目を浴びそうだ。
このように、2009年から急速な成長を続けているノンアルコールビール市場。2011年には約2,490万ケースを出荷しており、これは3年前のおよそ10倍の規模。さらに2012年は、2,950万ケースに拡大すると予想されている。


現在は、定番のビールテイストだけでなく、カクテル系や梅酒系、チューハイ系などさまざまな種類が発売され、もはや、ひとつの飲料ジャンルとして完全に日本人に定着しているといっていい。
では、なぜこんなに人気になっているのだろうか。その背景には、ノンアルコールビールに対する意識の変化がある。

かつては、「“休肝日”に飲む」「クルマの運転がある人が飲む」など、お酒が飲みたくても飲めない人が消極的に飲むケースが多く、事実、商品のCMもそうした“代替品”としての部分をウリにしていた。
だが現在は、積極的に飲みたい飲料というイメージだ。たとえば暑い日の昼間、ランチにカレーを食べたときなど、甘い飲み物の気分じゃなく、かといってお茶系では物足りない。そんなとき、気軽にビールのようなのど越しを楽しめるのがノンアルコールビールというわけだ。もちろん、午後からの仕事にも支障がない。

また、アルコールだけでなくカロリーや糖質もゼロの「オールフリー」が登場し、ヘルシーな点も人気の理由になっている。
人気につれて、味も数年前から格段に向上。最近は「ビールっぽい飲み物」ではなく、純粋に「おいしい飲み物」として確立している。ちなみに、「好きなノンアルビールテイスト飲料は?」(gooランキングより)のアンケートは以下のとおり。

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─情報元:週プレNEWSサイト様─