スマートフォンのバッテリー喰らいは悩みの種だ。朝、家を出てから、夜、家に戻るまで維持できることはまずない。使わなければあまり減らないのだが、それでは意味がない。だから、スキを見て充電し、万が一のバッテリー切れに備えることになる。
ぼくは、持ち出す可能性のあるすべてのカバンにコンパクトなACアダプターと充電用のケーブルを入れている。たいていの場合、モバイルノートパソコンも携行しているので、コンセントのない場所でどうしようもなくなったら、ノートパソコンのUSB端子からの充電もできるので安心だ。
最近のノートパソコンは、大容量のバッテリーを搭載しているうえに、電源がオフのときにもUSBから給電ができるので重宝する。
さて、その充電の方式なのだが、スマートフォンの多くはACモードとUSBモードの2種類があるのをご存じだろうか。
充電中(AC)となっていればACモード、充電中(USB)となっていればUSBモードだ。そして、USBモードでの充電はACモードでの充電よりも遅い。使っているアプリによっては、充電速度より消費速度の方が速いようなことも起こりうる。
どうしてこのような仕組みがあるのかというと、一般的に使われているUSB2.0の規格では、500mAしか電力を供給できないからだ。そこから無理して電力を取り出すことで、パソコンが壊れてしまう恐れを回避するためなのだ。
USBモードとACモードは、充電に使うケーブルで判別されることが多いようだ。ぼく自身は100円ショップで入手できる充電専用ケーブルを使って充電している。もちろん自己責任だが、念のために容量の大きな電源アダプターを使うようにはしている。データ通信兼用ケーブルの場合はUSB充電しかできないので、少しでも高速に充電したい場合には充電専用ケーブルのほうが重宝する。
http://news.livedoor.com/article/detail/6874451/
─情報元:ZAKZAK(夕刊フジ)サイト様─