2012年8月24日金曜日

スマホの“充電”基礎知識あれこれ


スマートフォンのバッテリー喰らいは悩みの種だ。朝、家を出てから、夜、家に戻るまで維持できることはまずない。使わなければあまり減らないのだが、それでは意味がない。だから、スキを見て充電し、万が一のバッテリー切れに備えることになる。
 ぼくは、持ち出す可能性のあるすべてのカバンにコンパクトなACアダプターと充電用のケーブルを入れている。たいていの場合、モバイルノートパソコンも携行しているので、コンセントのない場所でどうしようもなくなったら、ノートパソコンのUSB端子からの充電もできるので安心だ。
 最近のノートパソコンは、大容量のバッテリーを搭載しているうえに、電源がオフのときにもUSBから給電ができるので重宝する。
 さて、その充電の方式なのだが、スマートフォンの多くはACモードとUSBモードの2種類があるのをご存じだろうか。




 充電中に、設定メニューのバッテリー(電池)を確認すると、今、どちらのモードで充電が行われているかがわかるようになっている。ロック画面に充電状況が表示される機種ならそちらでも確認できる。
 充電中(AC)となっていればACモード、充電中(USB)となっていればUSBモードだ。そして、USBモードでの充電はACモードでの充電よりも遅い。使っているアプリによっては、充電速度より消費速度の方が速いようなことも起こりうる。

 どうしてこのような仕組みがあるのかというと、一般的に使われているUSB2.0の規格では、500mAしか電力を供給できないからだ。そこから無理して電力を取り出すことで、パソコンが壊れてしまう恐れを回避するためなのだ。
 USBモードとACモードは、充電に使うケーブルで判別されることが多いようだ。ぼく自身は100円ショップで入手できる充電専用ケーブルを使って充電している。もちろん自己責任だが、念のために容量の大きな電源アダプターを使うようにはしている。データ通信兼用ケーブルの場合はUSB充電しかできないので、少しでも高速に充電したい場合には充電専用ケーブルのほうが重宝する。

http://news.livedoor.com/article/detail/6874451/
─情報元:ZAKZAK(夕刊フジ)サイト様─