2012年8月4日土曜日

アップルの新しいテレビCMが不評



アップルの宣伝キャンペーンは必ず物議を醸す。インテルのバニースーツを消火するCMや、エレン・ファイスらが登場したキャンペーン(日本語版記事)を覚えているだろうか。そして、Mac対PCのシリーズ(日本語版記事)も忘れられない。ジャスティン・ロングとジョン・ホッジマンは、このCMのおかげでMacマニアのあいだで有名になった。そして、これらのどのCMにも欠点と優れた点の両方があったが、そのすべてが「アップルの広告戦略は正しいのか」という熱い論争となった。

アップルは最近、2012年オリンピックに合わせて新しい広告シリーズを始めた。筆者は最初、アップルの新しい広告はなんであれ論争を呼ぶと知っていたので、あまり関心を持っていなかった。しかしどうも、いつもより不評が目立つようだ。特に、Macに長く忠誠を誓ってきたファンたちから。それで筆者も広告を見てみた。たしかに、よいとは言えない。



アップルの新しいCMは、YouTubeで3本見ることができる。コンセプトとしては、アップルストアのジーニアスが、人々の日常生活のなかで果たす役割に焦点を当てるものだ。Macに関する専門知識で、人々の危機を救うのだ。

ジーニアスを演じている俳優は悪くないし、アップルがこうした状況に焦点を当ててくれるのはありがたい(われわれはいつも友人や家族に関して、似たような馬鹿げた状況に陥るからだ)。しかし出来上がりは安っぽいし、鼻につく感じが否めない。この意味で、私はこのCMを批判している人たちに異論はない。この宣伝だとアップルは少し自己満足が過ぎるように見える。これでは荒らしを行う者たちの炎に燃料を注ぐようなものだ。

新しい広告をとりわけ痛烈に批判しているのが、アップルおよびスティーブ・ジョブズと長年にわたって仕事をしたクリエイティヴ・ディレクター、ケン・シーガルだ。今回の宣伝はアップル史上で最悪だとするシーガル氏は、忠実な顧客と新しい顧客のどちらも不快にすることなく両者にアピールすることが、アップルには十分に可能なはずだと指摘する。

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─情報元:WIRED.jpサイト様─