例えばボールペンタイプ。胸ポケットに挿すと、正面の相手が撮影できるようになっています。これならスーツを着ていても違和感がありません。ちなみに、スーツに合わせるならば、ネクタイ型やボタン型も存在しており、これらも正面を撮影することができます。レンズの穴は本当に小さくて、よっぽど近づかない限りは見えません。明らかな下請けいじめやパワハラの証拠が欲しいときには、使えるかも。
一方、正面の撮影は難しいかもしれませんが、腕時計型カメラもあります。盤面に色々な装飾があるクロノグラフタイプが多く、ぱっと見ではレンズ穴がほとんどわかりません。
他にも、身につける系では、メガネ型カメラなんてものも。セルフレームの眉間部分にレンズ穴が開いており、見たものをそのまま録画できるという代物。近くで見ればレンズ穴に気がつくかもしれませんが、フレームが黒なので、ほとんど目立ちません。このメガネを掛けたまま自転車に乗ったり、クルマを運転したりすれば、車載カメラのような面白い映像が撮れそうです。
身につけないタイプの小型カメラは、より多彩。クルマのキーレス型カメラ、目覚まし時計型カメラ、壁掛け型カメラ、USBメモリ型カメラ、電卓型カメラ、なかには、クローゼットフック型カメラなども存在します。オフィスでの盗難対策や自宅でのDV(ドメスティックバイオレンス)の証拠集めなどに使うことが考えられます。
これらの小型カメラは、内蔵メモリやmicroSDカードなどにデータを保存します。一昔前は32万画素など、かなり低画質でしたが、今はHD画質が当たり前。実際に撮影された映像を見ると、近い距離ならかなり鮮明な画像が写ります。もちろん、レンズ自体が小さいので、暗いところに弱いなどの弱点はありますが、それでも、おそらく皆さんが想像するよりもかなりの高画質だと思います。
なにより知っておきたいのは、こうした小型カメラが盗撮目的で使用されているという現状です。先にも書いた通り、いずれもパッと見はカメラとわからないものばかり。悪意をもって仕掛けられたら、気づくのはかなり難しいはず。こうしたカメラが出回っている今、いつ、どこで、盗撮被害に遭うかわかりません。気をつけよう、といっても気をつけようがないこの問題、なんとかならないものですかね…。
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