2012年9月3日月曜日

おいしくて環境にやさしい「食べられる食器」



パーティのように大人数が集まる席や野外のBBQなどでは、後片付けを考えると使い捨ての食器がラク。だが、見た目がイマイチなものも多いし、環境のことを考えるとどこか後ろめたい。

そんなときに使いたいのが、「Edible tableware(エディブル テーブルウェア)」。名前のとおり、「食べられる食器」。正体は乾パンだ。

「使い捨て」ならぬ「使い食べ」という発想から生まれたエコ食器。商品を手がけるライスデザイン株式会社代表の有川さんいわく、
「使い捨ての食器は本当に無駄だなと思ったんです。乾パンなら木の資源も無駄に使わないし、ゴミも出さないし、人を経由して自然にかえり、また恵みをもたらしてくれるのではないかと」


材料は、小麦粉、食塩、ショートニング、イースト菌。卵や乳製品は未使用だ。
「パン屋さんが一枚一枚手づくりで焼いていますので、とてもおいしい食器です。これだけでお腹一杯になってしまうという話もありますが……」

薄い塩味なので料理に合わせやすく、なかでもパスタなどソースをつけて食べる料理と好相性。ディップなどを盛って割りながら付けて食べてもよく、まさにパンの代わりに食器を割りながら食べる感じ。アイスやチョコレート、ワインなどにも合うという。
「おいしくなくて最後まで食べられないようなモノだと、結局はゴミになってしまい本末転倒。あくまでもおいしい食器にこだわりました」
と有川さん。最適な強度、厚さ、割れにくさ、味などを実現するための材料の配合や発酵時間、焼き方、焼き加減などを決めるには、かなりの試行錯誤を重ねたそう。

2010年の発売直後から国内外で反響が大きく、すでに世界各国50以上のメディアが紹介。イベントやパーティで使いたいという問い合わせも多いそうで、
「過去にはフランスのシェフからダライラマ氏来仏の晩餐会の席で使いたいので、4,000枚欲しいというオファーもありましたが、量産体制も整っておらずお断りしました」
ほかにも、孫の誕生日、アウトドア、パーティなど購入者の用途は多彩。

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http://www.excite.co.jp/News/bit/E1346220030108.html
─情報元:(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュースサイト様─