2012年10月23日火曜日

「エッチな想像で鼻血が出る」本当 or ウソ?


 アニメや漫画などで、エッチな姿を見たり想像したりして男性が鼻血を出すシーンってよくありますよね。でも、これって日本特有の表現だって、知っていましたか? 中国大手検索サイト「百度の掲示板」によると、「海外のオタクが理解に苦しむ日本アニメの10の事」のひとつに「かわいい子を見ると興奮して鼻血を出す描写」とあり、海外の日本アニメファンにとってはこの表現を不思議と捉える傾向があるそうです。

 しかし、そもそも「性的興奮をすると鼻血が出る」という作用は、実際に起こり得るのでしょうか? 耳鼻科医で、様々なメディアにも登場する、耳鼻咽喉科かめやまクリニック院長の金谷浩一郎さんに聞いてみました。



「性的興奮が心拍数や血圧の上昇をもたらすことは、経験的にもよく知られた事実ですが、実は性的興奮と鼻血とは直接は関係がありません。外傷などの誘因がないのに突然おこる出血として圧倒的に多いのが、鼻血です。鼻血のほとんどは、鼻の入り口の鼻中隔側で出血します。小児の場合は、慢性的な鼻炎で粘膜が傷つきやすくなっていたり、鼻の入り口を触る癖があったりすることが、ひとつの誘因となるのではないかと考えられています。しかし、慢性鼻炎や鼻を触る癖のある子供がみんな鼻血を起こすわけでもないので、鼻血が出る真の原因は不明なのです。

『興奮して血圧が上がることで、皮膚の中で最も弱い部位である鼻の血管が破れ、鼻血が出る』という理屈で、興奮すると鼻血が出るメカニズムを解説されることもあるようですが、人体の構造は種々の変化に対応できるように柔軟にできています。特に健康な人の動脈壁は厚く弾力性があり、多少の血圧の変化で簡単に破れたりするものではありませんので、この説が必ずしも正しいとは言えません」(金谷浩一郎さん)

 なるほど。であれば、これはあくまで俗説に過ぎなかったと言えそうですね。では、「興奮すると鼻血」の説は、一体いつからどのように広がったと考えられますか?

「人間の心理として、出血は、人体に大変な事態が生じたというイメージを強く喚起させる象徴とも言えます。かつて、プロレスの試合では、レスラーが試合を盛り上げるために、しばしば故意に額に傷を作り出血させることがあったという話もあります。以上のようなことから、性的興奮が過度に高まったということを強く表現するための道具として、鼻出血が使われるようになったということではないでしょうか」(同)

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http://news.livedoor.com/article/detail/7058830/
─情報元:ヒトメボ サイト様─