2012年11月4日日曜日

太陽は燃えていない?


太陽系の中心にあって、私たちの地球を暖かく照らしてくれている「太陽」。
地球からちょうどいい距離に太陽があって、地球を適度な気温に保ってくれているため、水が液体で存在し、動物や植物も生きられる惑星となっています。
また最近では、地球に優しいクリーンエネルギーとして、太陽エネルギーを活用することも増えてきました。
このように、地球上の生物は太陽からいろいろな恩恵を受けていますが、その莫大(ばくだい)なエネルギーはどのように生み出されているのでしょうか。
今回はそんな太陽がエネルギーを生み出す仕組みについて迫ってみたいと思います。

■ 太陽は燃えていない?
皆さんご存じのとおり、紙に火を近づけると紙は燃えてしまいますが、このように、物質が燃えることができるのはなぜでしょう?
それは、酸素があるからで、物質が燃えるというのは、その物質が酸素と化合する際に熱と光を発する現象のことを言います。
地球の大気には酸素が20%程度含まれているため、それを使って物質は燃えることができます。
しかし、太陽には酸素がほとんどありません。また真空の宇宙空間にも酸素はありません。
それでは、なぜ太陽はあんなに激しく燃えることができるのでしょうか。
実はこの質問自体が間違っています。
太陽は、本当は燃えてなんかいないのです。



■ 太陽が輝いている理由
太陽があのように光り輝くことができているのは、燃えているからではなく、「核融合反応」によるものです。
物質は、温度をどんどん上げていくと、やがて原子がプラスの「原子核」とマイナスの「電子」に分離し、いわゆる「プラズマ」の状態になりますが、核融合反応とは、原子核がプラズマ状態で融合することによって、まったく別の重い原子核に変化する反応のことを言います。
太陽は、その約73%が水素からできており、その内部では4個の水素原子核が融合して1個のヘリウム原子核が作られる核融合反応が起こっています。
このとき、水素原子核4個とヘリウム原子核1個の質量を比べると、ヘリウム原子核1個の方がわずかに軽いです。核融合反応によって質量が軽くなる分は、別のエネルギーに変換されますが、このエネルギーこそが太陽の光や熱なのです。

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─情報元:マイナビニュースサイト様─