2013年1月31日木曜日

10分で理解するBusiness Analytics、その全体像 (1/3)


Business Analyticsってよく聞くけれどどんな知識が必要なもの? 数学のプロじゃないと踏み込めないの? ビッグデータブームとどう関係するの? というあたりをゼロから整理。業務のスキマ時間でチェックしてみよう。

 昨今、Business Analyticsというキーワードが注目を浴びています。基幹系システムの導入から時間が経過し、企業にデータが蓄積され、それらを活用する技術が進歩してきたことから、企業はIT技術を活用し、データを解析することによって、これを自らの競争優位の源泉にしようとしています。

 一昨年ほど前から「ビッグデータ」「データサイエンティスト」などといったバズワードがよく聞かれるようになりました。こうした言葉を耳にして、今後これらの分野でのキャリア展開を念頭に関心を持っている方も少なくないでしょう。ただし、興味はあれどもこれらの技術に対する経験がなく、何をしてよいか分からないというエンジニアの皆さんは多いと思います。
 筆者はこれらの領域のシステム構築を行い、現在は地理情報を活用したデータ解析による小売・流通業界向けのアナリストです。そのキャリアの中で、Business Analyticsは数あるIT業界の中でも非常にエキサイティングな楽しい分野であることを知っています。

 本連載では、便宜上「Business Analytics」を「データを解析し、そこから有意義な知見を引き出すシステムあるいはテクノロジ」と定義し、Business Analyticsに関連したテクノロジをITエンジニア向けの入門として解説していく予定です。そして、本連載を通じて、皆さんにこの領域への興味や感心を深めていただき、少しでもBusiness Analytics分野の進歩に協力できればと考えています。

 第1回は、Business Analyticsのシステムの全体像を解説します。

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http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1301/29/news004.html
─情報元:@ITサイト様─