ちょっと苦手なタイプやつきあうのが難しいと感じる人が誰でもいると思います。何かと批判的な人、皮肉を言う人はどうでしょうか。「そうですね」とも頷きにくいし、自分に皮肉を言われるとどう返していいか戸惑ってしまいますよね。今回は、批判的なことや皮肉などを言いがちな人と、上手につきあうコツの一例を紹介したいと思います。
■ 批判的な人と接する心構え
どんな話題でも批判的な意見を言う人、場が盛り上がっている時などにぴりっと皮肉を言って水をさしてしまう人。そういう人は皆で同じ温度で盛り上がったり、楽しんだりというのが苦手な人ではないでしょうか。
なんだか場に乗り切れない、でも自分の意見も主張したい、そんな人が自分を表現する接点が批判、皮肉になるのだと思います。こういう批判的なタイプの人は「輪の周辺にいる不器用な人」ととらえることもできます。
かといって、批判や皮肉で場が静まってしまうと気まずい空気が流れますし、自分が言われると傷つくものです。そんな時、批判や皮肉を受け流して上手に場を和ませることができると良いですよね。
■ 批判的な人と接するコツ
◎ 独特な視点に注目する
批判的な人は誰かの意見や感想に対して、必ず違う視点でつっこんできます。例えば「あの映画よかったですよね」とある映画を褒めると「あれは脚本が面白くない」というように、違う角度から切りこんできます。
まずは他の人と違う視点があることに注目します。「脚本のどういうところですか?」と聞いてみてもいいですが、そこまでしなくても「脚本っていう視点はなかったです!」とその人の視点を認めるだけでも、それがクッションのような役割になって、なんとなくその人が場に紛れる形になります。
◎ あえて乗っかる
自分について辛辣なことを言われた時は、より難しいと思います。電話メモを「達筆すぎて読めないんだけど」と言われた場合、気ごころの知れた人なら「うわーブラックですね」とかわすこともできます。
難しいのは「にこにこしてるだけで給料もらえていいわね」などこちらを攻撃してくる人です。基本的にあなたを羨やむ気持ちがあり、「私はこんなに大変なのに」と不満をぶつけているととらえます。「にこにこするしか能がないんで」とへりくだるのも1つですが、度重なるとしんどくなります。
「えっ、私ってにこにこ担当だったんですか。じゃあもっと笑顔に磨きをかけないと……」と、あさっての方向に乗っかると、意表をついて相手の毒気を抜くことができます。乗りつっこみの要領、いわゆる乗りボケです。「そういう意味じゃないわよ」と相手がさらに突っ込んできても、それはそれでかけあいのようにまとまるので「ですよね~」と引き取ります。
■ 注意点
批判に批判で返したり、嫌味を嫌味で返すと場がギスギスしてしまいます。よっぽど腹にすえかねて、あえて喧嘩を売りにいく場合は別ですが、基本的には他の方法で対処できるとよいでしょう。
■ アドバイス
批判的な人はまだしも、個人的な嫌味を日常的に言われるような環境では、受け流すにも限界があります。あなたの大変さを理解してくれる人に、その都度聞いてもらうようにしましょう。
今回ご紹介した方法は、やる人のキャラクターによって合う合わないがあると思います。実際に相手に返せない人は、まず心の中で「意表をつく返し方」を考えてみると、少し距離をとれて気持ちが楽になるかもしれません。
■ おわりに
いかがだったでしょうか。批判的な人への対応は、自分の気持ちに余裕がないと難しいですが、「どう面白く返そうか」と考えると少し楽しむこともできます。記事を参考に、試してみていだだけると嬉しいです。
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/nanapi/2013/03/post-14760.html
─情報元:nanapiサイト様─